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東京カメラ女子 ゼロからはじめるデジタルカメラ
  • カメラ初心者の女優・宮﨑香蓮が、 写真部の報道カメラマンに学びながら フォトコンテストを目指す大型新連載!

  • 宮﨑香蓮

新聞社の総力をあげて "究極のカメラ女子" を作り上げる "KCJ(究極のカメラ女子)プロジェクト"。 連載もいよいよ7回目となり、月一で更新しているわけなので、 振り返れば、すでに初回から半年が経過してしまった…。 いくら宮﨑香蓮ちゃんが、素直で可愛いからといって、 いつまでも初心者と甘やかしている場合ではないということに気付いた編集部。 そこで、これまでよりもちょっと高度で 実践的なことをレッスンするべく立ち上がった藤原デスク! 着々と打ち合わせを進め、粛々と準備を進めていたにも関わらず、 なんと取材当日があいにくの大雨だなんて…ちくしょー。

写真の本質に関わる、ライティングの基本。

というわけで、本来やろうとしていたレッスンはまたの機会へ持ち越して、 今回は室内でのレッスンへと急遽変更してお送りいたします。 都内にある「ほっとWeb編集部」の会議室から 「光」について学んでいきましょう!

  • 「はい、どーも。写真部の藤原です。
    予定が全部狂ってしまったけど、カラ元気で乗り切ろうと思います!」
  • 「カラ元気なんかいっ!どうも、宮崎香蓮です。」
  • 「あいにくの空模様だけど、俺の心は晴天だぜ!
    今回はちょっとむずかしいお題だから、気を引き締めていこう!」
  • 「はいはい。 がんばりますよ。がんばればいいんでしょ? 」
  • 「はい、そこ!やさぐれな~いっ。
    こんなときこそ "空元気も元気" という言葉を実践していくんだ!」
  • 「はっ!態度に出てましたか?
    いけない、いけない。ちゃんと気を引き締めてがんばります!」


今回はモノを撮影しながら、光の当たり方や影について学んでいきましょう! まずは、今回の被写体です。


登場したのはご存知「赤べこ」ちゃんです。 どのご家庭にも一つはありますよね? え?最近は持っていない?





とりあえず、思った通りに撮影してみましょう。





お~。「赤べこ」の首振り動作を上手に表しているじゃないですかっ!



  • 「意図的にシャッタースピードを遅くして、ブレを表現しているのだとしたら凄いね。これは次回に教えようとしている課題のひとつなんだよ。」
  • 「当たり前じゃないですか! もう半年以上も習っているんですから、これくらいは朝飯前ですよ!(本当は室内が暗かったから、シャッタースピードを遅くしただけなんだけど……)」
  • 「また、心の声が表に出ちゃってるし…。 まあ、今回はコレがテーマじゃないからスルーして、次回に細かく説明しましょう。とにかく、もう何枚か普通に撮影してみてください。」




「前回の鉄道写真のレッスンで望遠レンズの魅力に気づいてしまったので、ちょっとアップで撮ろうかな?」





パチリ。





「構図は満足なんですけど、何か雰囲気が寒い感じ?」



  • 「はいっ!そのコメント待ってました!
    この問題を解決するのが、ライティングなんです。」
  • 「なるほど! "書く" の方でなく "明かり" の方の lightingですね?」
  • 「当たり前でしょ! カメラで何書くのよ?」
  • 「ん~、原稿? だって新聞社だし。」
  • 「なるほどね。でも俺、記者じゃなくて写真部のデスクだから。あくまでカメラマンですから。」




というわけで、改めて通常に撮影した「赤べこ」。 これをカメラに取り付けるストロボを使って撮ってみましょう。





ファインダーの上部に、写真部の備品であるストロボを装着。





こういう感じに "ピカッ" と光ります。 いわゆる「フラッシュ」という奴です。





どうでしょう? 赤べこ自体は明るく写っていますね、 ピカピカな部分が輝いています!





これが、





こう。



  • 「確かに赤ベコは明るく撮れているんですけど、なんか素人っぽく見えるんですよね? 何がいけないのかしら?」
  • 「それは光が狭い範囲で正面から当たっているからです。 これだと、被写体の前面部だけが明るくて、ところどころ光が写り込んでいるでしょ? 」
  • 「あ~。確かに前面だけが異様に明るくて、後ろは暗いし、光が当たらない部分は影も強く出ていますね。」
  • 「つまり、カメラのフラッシュ機能を使って撮影をした時の典型的な仕上がりなんです。 誰もが撮りがちな写真なので、平凡に見えるというわけ。」