定常光ライトを使って光と影の動きを確認しよう!






というわけで、光の当たり方による陰影のつき方を確認するため、
定常光のライトを使って実験してみましょう!
要は光源だけ移動させながら、影の動きを撮影していくということ。





まずは赤ベコを正面に、左側に光源を置いた状態。 ここから光源を左後ろへと移動させていきます。



カシャ。





カシャ。




カシャ。




カシャ。


光源が赤べこの後部上方にある状態。 影が赤べこの前まで移動したのがわかるでしょうか?



  • 「初めは赤べこの右側に影ができているけど、最後は赤べこの顔にもきっちりと光が当たっていますね。」
  • 「赤べこの顔にも光が当たっているけど、影が手前に出てしまっているでしょ? 構図的には、ちょっと落ち着かない雰囲気になってしまうよね?」


次は光源の高さによる変化をみてみましょう。 赤べこの後ろから真上へと光源を移動させます。




  • 「最初は背中の影が顔にかかってしまっているけど、最後は顔全体に光が当たっていますね。 当然だけど、影もどんどん短くなってる!」
  • 「そういうこと。野外での撮影だと、太陽の位置によって同じような変化が起きているわけだね。 一日のうちでお昼を頂点に、東から西へ移動しているよね? それと季節によっても、高さは変化しています。夏の正午は冬の正午よりも高い位置にあるでしょ?」
  • 「そうか! 光の当たり方を意識するのは、何もストロボや照明だけでなくて、自然光でも同じなんですね。」
  • 「写真に置ける "光" の使い方っていうのは、基本にして奥義。理屈としては簡単なけど、とても奥深いテクニックなんです。」


最後にもう1パターン。



赤べこのお顔正面から、真上へと光源を移動させたもの。



  • 「最後の真上から光を当てたヤツが、影も見えなくていいですね。でも、影をもっと見えなくするようにできないんですか?」
  • 「よし! それじゃあ、もうワンステップ進めてみましょう!」