ほっとWebHOME > 東京カメラ女子 > 『濃淡』の階調で表現するモノクロの世界。
東京カメラ女子 ゼロからはじめるデジタルカメラ
  • カメラ初心者の女優・宮﨑香蓮が、 写真部の報道カメラマンに学びながら フォトコンテストを目指す大型新連載!

  • 宮﨑香蓮

新聞社の総力をあげて "究極のカメラ女子" を作り上げる
"KCJ(究極のカメラ女子)プロジェクト"。
今年度の基礎編も、いよいよ終盤に突入です。
今回のテーマは、これまでのようにストレートなものでなく、
ちょっと変化球でお送りします!

"濃淡" の階調で表現するモノクロの世界。



  • 「皆さん、おはこんばんちは。写真部の藤原です。
    今回もやって参りましたカメラ女子。」
  • 「どうも宮﨑香蓮です。
    藤原さん、なんか表情に元気ないですね。
    写真もモノクロだし…。」
  • 「朝刊の当直明けだからね…。
    でも、空元気で乗り越えますから、大丈夫!
    そして写真がモノクロなのは、ずばり今回のテーマだからです!」
  • 「なるほど~。 いよいよモノクロ写真に挑戦ですね?
    あっ、写真がカラーに戻った!」



というわけで、今回は「モノクロ」をテーマに
写真を学んでいきます!


モノクロ写真はノスタルジックな雰囲気に仕上がるため、
ロケーションも下町に設定しました。

選んだのは高層ビルと長屋が混在する、中央区の隅田川沿い。
中央区と言えば銀座や日本橋を有する、まさに都心の代表格。
にも関わらず、川沿いには下町らしい情緒の街並みが残るエリアなんです。



  • 「さて、それではモノクロ写真の特性について説明しましょう。
    まず、モノクロ写真って、どんなもののことだと思います?」
  • 「それは簡単!
    カラーじゃなくて、白黒だけで表現した写真のことです!」
  • 「正解!色が無いということは、黒と白の濃淡だけの階調で表現されるということです。まずは、それを確認してみましょう。」




手っ取り早く色の比較をするため、信号機を撮影してみました。
まずは、カラーで見た場合。
当然ながら「青」「黄」「赤」の3色です。





次に、それをモノクロにした場合。



  • 「おお!見事に色が無くなって、区別がつかないですね。」
  • 「そういうこと。特にこれはLEDで光っているものだから、3つとも似たような明るさなので、同じような階調ですよね。では、自然光の場合はどうなるでしょう?」




波除け神社に奉納されていた暖簾。




付近に咲いていた赤い花(サザンカ?)。 これらをモノクロにしてみると…。









  • 「ああ!同じ色でも、明るいところが白っぽく、
    暗いところが黒っぽくなるんですね。」
  • 「そういうことです。これが濃淡というわけ。つまり光の当たり方の変化が出やすい、凸凹のものの方が、明暗がはっきりしているのでモノクロ向きな被写体と言えます。」
  • 「赤色って、なんとなく明るいイメージだったんですけど、こうみると思ったより黒く出るんですね…。」
  • 「そうなんだよね。だから、色が濃い赤いバラとかって、モノクロで撮るの難しいんだよね。 あの鮮やかな感じが出せないから。」