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カメラ初心者の女優・宮﨑香蓮が、写真部の報道カメラマンに
学びながらフォトコンテストを目指す人気連載!

新聞社の総力をあげて "究極のカメラ女子" を作り上げる
"KCJ(究極のカメラ女子)プロジェクト"。

今回からいよいよ実践編に突入です。
これまでの1年間に学んできた基礎テクニックを駆使して、
自分だけの写真を求めて行きましょう!
ロケーションに合わせて、自分だけの写真を撮ろう!

「どうも写真部デスク、藤原です。
今回からはいよいよ応用編といいますか、
実践編に突入いたします!」

「おはこんばんちは! 宮﨑香蓮です 。
この連載も気づけば2年目に突入なんですね。1年って短いな~。」

「そう。『光陰矢の如し』っていうのはホント。
今回からは、こちらで用意したロケーションに合わせて、"自分だけの写真" を撮れるように頑張りましょう!」

「アイアイサー。"自称カメラ女子" を卒業し、
立派な KCJ になれるよう邁進して参ります!」





というわけで、今回訪れたのは千葉の『マザー牧場』さん。
ここは牧場のみならず、場内の広大な敷地に植えられた
四季折々のお花が楽しめる絶景ポイントとしても人気を博します。







特に、この取材を行なった3月下旬は
菜の花のベストシーズンなのです!



「すご~いっ!まさに一面の菜の花ですね。
『いちめんのなのはな。いちめんのなのはな。…』って詩がありましたよね? まさにそんな感じじゃないですか!」

「山村暮鳥の『風景』という詩だね。さすが元ワセジョ。
まさに牧歌的な風景でしょ? 今回はこの風景を切り撮りましょう!」





まずは、香蓮ちゃんが思うように撮ってみることに。
これまで教わったことを意識しながら、
色々と構図を考えております。







とりえず、ヨコイチでパチリ。







さらにタテイチでパチリ。







段々畑を横からタテイチでパチリ。







さらに木立の間からパチリ。



「おっ!木立を利用した "フレーム効果" を狙った構図だね!
ちゃんと過去のレッスンが身についているじゃないの。」

「恐縮です教官。
習ったことは決して忘れない!
宮﨑香蓮、やればできる娘であります。」





続いて撮影したのは、菜の花畑と青空を等分したコチラ。



「これもいいですね。 構図を決める時のポイントとして、1/2 や 1/3 の比率というのはよく使うテクニック。しかもこれは対角線で分割していて、なかなかいい感じです。 でも、ここにもう一工夫あってもいいかもね?」





というわけで、藤原デスクがひと工夫を加えた写真その1。







ひと工夫を加えた写真その2。 何が加わったのか、もうお分かりですよね?



「なるほど! 確かに一輪だけ飛び出していると、平坦な菜の花畑の中で、より主役が引き立つ感じになりますね。確かにメリハリもついている気がします!」

「必ずしもコレが正解というわけではないけれど、主役が何なのかがハッキリするよね? ちょうどいいから、ここで前述の構図の違いをちょっと撮り比べて見ましょう。」





例えば、斜面の低い方にインパクトある樹木を配置した場合。
空間の広い所にボリュームあるものを持ってくることで
バランスを考慮しています。







こちらは、斜面の高い方にインパクトある樹木を配置した場合。
そのままだと斜面の低い方に余白的空間が多くなってしまうため、
密度の濃い樹木を入れることでボリュームのバランスを考慮しています。



「黄色の菜の花の比率が少なめだから、空という余白の部分でボリュームの対比を図ったわけですね。」

「同じ被写体でも、右に入れるか左に入れるかで、雰囲気が変わるでしょ?だからいろんな角度から見てみることが大切だよね。」

さらに、今度は上下での比率を
比較して見ましょう。




左から菜の花の比率が 2/3、1/2、1/3と
徐々に青空の比率が高くしたモノ。



「撮る高さによって、随分雰囲気が変わるものですね。
個人的には青空が多めの構図が開放感を感じられて好きかも!」