ミニチュアならではの構図で、
迫力ある写真を撮る!


すっかりミニチュアの世界に魅了されてしまった香蓮ちゃん。
気を取り直して、今回のテーマである構図づくりの経験を積むため、
園内で2周目に突入です!



「さて、それでは改めて園内のミニチュアを見て回りましょう!」

「ガッテン承知の助! 素敵な写真をバンバン撮っちゃいますよ!」





ミニチュアだからこそ可能な構図と、実物のように撮る構図を
探りながら、その違いを検証していく香蓮ちゃん。
真剣モードに入った時の集中力は、半端じゃないのです!





まずは、盆踊りの風景を本物のように撮影したもの。
遠くに見えるスカイツリーがいい味を出しています。





こちらは、ミニチュアだからこそ可能な俯瞰での一枚。
本来は、建物の屋上やそれなりの高さからでないと撮れない構図です。





実物っぽく撮影した一枚。
コレは何気に木の幹をフレームに見立てた、
フレーム効果を狙った構図かな?





コレはミニチュアならではの構図。
コレを実物で撮ろうとするなら、
ヘリコプターやドローンを使用した
空撮でしか撮れない一枚。





コレも実はミニチュアならではの構図。
一見すると実物でも撮れそうに見えますが、
これだけ橋から平行に離れると、
実際なら間に建物が乱立していて、
コレほどの見通しは望めないはず!



「なんだ!思ったよりも違いを意識できてるじゃないの!  
わざわざ栃木まで足を運ばなくても大丈夫だったかもしれないね!」

「いよっし! じつは2年目に突入してから、この連載のPVが若干おちているって聞いて、気合をいれてきたんですよ!確かに前年までの初心者向けの解説じゃないし、かといって上級者向けの内容でもないから、ちょっと中途半端な感じは自覚していたので…。」

「つまり、早く上級者向けの内容に移れるように、がんばっているんだね!香蓮ちゃんは、そんなところまで考えていたのか…。先生、ちょっと反省します。」



ここでの注意点は、縮尺が1/25だということは、
被写体との距離も通常の1/25だということです。
つまり、現時点で5m離れた場所から撮影していたとしたら、
同じレンズを使用した場合、
実物では125m離れないと同じ構図にはならないのです。


「コレってさ、実はプロのカメラマンほど、違和感を感じちゃうんだよね~。僕らは感覚的に被写体との距離を把握して、それに合わせた画角の構図を考えるから、縮尺されちゃうと実体験での距離感とズレが生じるの…。」

「なるほど! プロでも難しい写真が撮れる私は、もはやプロ以上ということになるのかしら。」

「いや、現地で撮った写真をここで再現するのが面倒なだけ。それに最近はスマホで撮るでしょ? それだとレンズの焦点距離も憶測するしかないからさ…。 」

「私、もう少しここならではの写真を狙ってみたいんですよね~。」

「アレ?もう話聞いてないし…。」



珍らしく褒められて浮かれた香蓮ちゃんは、
次なる作品を求めて、園内をウロウロし始めます。






そして、シャッターを押したのがコチラ。
ミニチュア世界に入り込んできた、本物のカエルちゃん!
フィギュアと比較すると、すごい大きさのカエルですな。
実際にこんなのが現れたら、大パニック確実(笑)。







エッフェル塔を見上げる大勢のフィギュアの先に、
実際の人物も見上げている比較を捉えた一枚。
トンネル効果も狙ったのかな?







万里の長城を手入れしているスタッフをパチリ。
まさにミニチュアと実物大の比較。
気分は『ガリバー旅行記』ですな。



「なるほど。ミニチュアと本物の混在した構図を狙いたいわけね。
こういう感じで撮るなら、
次はもうちょっと凝った構図にチャレンジしてみましょう!」