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  • 写真補正①(トリミング&明るさ調整)

カメラ初心者の女優・宮﨑香蓮が、写真部の報道カメラマンに
学びながらフォトコンテストを目指す人気連載!

香蓮ちゃんが、報道カメラマンのテクニックを学ぶこの連載も、
早いもので1年と半分が経過しました。
そこで今回は、これまで撮り溜めてきたものを一度整理して、
フォトコンテスト応募における重要な要素をレクチャー。
撮った写真を“作品”へと仕上げる工程の基礎を学びます。
撮りっぱなしの写真をトリミングして、構図に磨きをかける。

「どうも、写真部の藤原です。今回は外での撮影をお休みして、写真の補正作業について説明しようと思います。」

「おはこんばんちは。宮﨑香蓮です!
要するに天候が崩れちゃったから、屋内でできる企画に変更ということですね!」

「久しぶりのぶっちゃけトークで、おじさんビックリした!
確かにその通りなんだけど、補正作業は大切なことなので、どこかでやろうとは思っていたことだから。」

「外に出れないのは残念だけど、これまで撮った写真を見返すのも、面白そうですね!早速教えてくださいな。」





というわけで、まずはこれまでの写真データを見直して、
お気に入りの写真を選んでいきましょう!



「まずはコンテストに応募できそうなお気に入りの作品を、
これまでの写真から選出してみましょう。」

「ガッテン承知の助!」





最初に選ばれた写真は、連載2回目に登場した
スカイツリーの空撮写真!



「これ、懐かしいですね。まだカメラにも慣れていないのに、初めてのヘリコプターからの撮影は『ハードル高かっ!』って思ってました(笑)。」

「そうだよね~(笑)。この時、女優さんと連載を始めるってことで、報道らしさを体感させてあげたくて、準備も張り切っていました。」

「その言い方だと、
今は準備を頑張っていないように聞こえますけど…。」

「さて、この写真をトリミングして構図を再考してみましょう!」



ちなみに今回はAdobeのPhotoShopというソフトを使用。
画像の加工ソフトは有料のものの方が高度な補正・加工を行えますが、
今回のレッスン内容程度のことなら、無料のソフトでも十分です。




Photoshopで写真データをを開いたら、
ブラウザ左のメニューから「切り抜きツール」を選択しましょう。
切り抜く範囲を選択すると、切り取られる範囲が暗く表示されます。







敢えて先端部分だけをフィーチャーしてみたり、
構図を考えるときは自由な発想も大切なポイントです。



「これは斬新!
極端に縦長の建物を、大胆に先端だけで広さを強調していますね。」





斬新さを狙うなら、敢えて水平や垂直を崩して、
斜めに配置するという手法もあります。



「コンテストということを考えると、どこかで見たことがあるような写真というものは、審査員の印象にも残りにくいので、敢えて変則的な構図で勝負するというのも一つの戦法だと思います。」





あれやこれやと、構図を熟考した結果、香蓮ちゃんが選んだ構図からコレ。







元の画像(左)と比較してみると、その違いは一目瞭然。
そびえ立つスカイツリーが主役として引き立つ構図になりました。



「スカイツリーの全景をメインにしつつ、下町の象徴である隅田川と、東京の象徴である皇居まわりの高層ビル群を入れ込みました!」

「これはまさにスカイツリーを通して“東京の街”を表現した、この連載タトルに相応しい構図だと思います! なによりそこまで計算して構図を決めたところが凄い!」



ちなみに藤原デスクと、
この連載の写真を撮影している担当カメラマンにも、
それぞれトリミングしてもらいました。




まずは、藤原デスクの構図がコチラ!







そして、担当カメラマンの構図がコレ。







まさかの丸かぶり(笑)。
とはいえ、
藤原デスクは隅田川を効果的に配置して、街全体の雰囲気を表しています。
下町と山の手の対比も含まれていて、まさに報道カメラマンらしい選択です。
一方で、モデルさんやお店を被写体にすることが多い商用カメラマンは、
スカイツリーと高層ビル群に要素を絞り込んでいます。
高層ビルとスカイツリーの高さの対比で、スカイツリーの高さを強調した仕上がりです。