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  • 2014年
    (平成26年)
    04月04日
    (金曜日)

    松尾貴史無責任編集東京深聞
    杉並区編
    ホンモノの東京新聞はこちらから

    杉並区を「喰らい」尽くします!
     
    本日の編集長(JR高円寺駅前にて) 本日の編集長(JR高円寺駅前にて)
     

    本日の編集長(地下鉄丸ノ内線・新高円寺駅駅入口にて)本日の編集長(地下鉄丸ノ内線・新高円寺駅入口にて)

     杉並区と聞いて真っ先に思い出すのは、ロス疑惑である。
    30年ほど前、燃費良くマスコミが燃焼し続け、日本中を大騒ぎさせた大事件が二つあったのだが、グリコ森永事件とそのロス疑惑なのだ。グリコ事件の怪人21面相と違って、ロス疑惑の渦中の人は逃げも隠れもしない劇場型の顕示欲旺盛な人で、杉並区に居を構えていて、近隣の住民から「杉並区から出ていけ」と騒がれていたのを、関西方面から私は「つまり、杉並区っちゅうとこはええとこなんやろうなあ」と反語的に解釈していた、そういう意味で、至って個人的にではあるけれど、ロス疑惑の土地だった。私にとってのロス疑惑は、渦中だった人物が経営していた雑貨屋「フルハムロード」があった渋谷区でも、ロスアンゼルスでもなく、杉並なのだ。
     いきなりずれたところから始まってしまって申し訳ない。何か、私にとって杉並区は、近くて遠い区なのだ。東京では主に小田急沿線と田園都市線周辺にしか住んだことがないからだろう、世田谷区からすぐ北隣の杉並は、公共交通機関で出かけようとすれば、渋谷や新宿を経由して行くことになるので、何と無くだが大仕事に感じてしまうのだ。なので、よほどピンポイントで心動かされる要素や、仕事上の必然でもない限りはたまたま行く場所ではなかったのだ。

    今回は杉並の麺処4店を「数時間」で廻ります!

     

    西荻窪の商店街。ご近所のそばの名店に伺いました! 西荻窪の商店街。ご近所のそばの名店に伺いました!

     担当のS君に「次は杉並です」と言われて私がすぐさま提案した。「杉並は麺類」ということだ。なんだ、杉並はそれだけではないぞとおっしゃる方も多かろう。その通り。しかし、麺類に目がない私にすれば、それだけで十分なのである。
    仕事の都合以外の理由で私が杉並を訪れた記憶を辿ってみると、本当に「麺を手繰りに行く」ことしかないと言い切っていいだろう。杉並区で麺を食います。
    ここは伺っていないお店ですが、ひねりの効いたコピーに目が行き…。ここは伺っていないお店ですが、ひねりの効いたコピーに目が行き…。
      いつものように街ブラも健在です! いつものように街ブラも健在です! 朝イチは高円寺の武蔵野うどん店に突撃! 朝イチは高円寺の武蔵野うどん店に突撃!  
     
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    まずは軽く一杯、の予定が。  

    開店前のお時間にお店を開けて頂きました!
    開店前のお時間にお店を開けて頂きました!

     最初のスポットは、うどんである。東京で蕎麦ではなくまず「うどん」とは意外で少々麺喰らった。S君がリサーチして得意気に連れて行かれたのだが、「武蔵野うどん とこ井」という、カウンターの店だった。武蔵野というからには関東風のはずだ。さあ、店内に入ってまず目に入ったのが、自動券売機の上にちょこまんと鎮座する2体のビリケンさんだ。ビリケンて!通天閣やん。新世界やん。大阪やん!
     まあ、縁起物に国境も県境もない。ましてや、ビリケンさんはフローレンス・プリッツが創った彫刻
      が元だから、うどんもメリケン粉ということで。ところが、地粉と農林61号という、アメリカとは無関係の小麦粉だった。いや、生まれて初めて関東がルーツだといううどんを食べたけれども、こんなに食い応えのあるものだとは。色は素朴で、形は無骨、歯応えの強さと言ったら、そしゃくしているうちに満腹感も出ようと言うもの、それが豚の旨味でどんどん食いたい、しかしうどんがちょっと待て、もう少し口の中で遊んでいけばいいじゃないかと、不思議な感覚に教われる。  
    通天閣といえば、のビリケンさん。店長さんのご趣味でしょうか。
    通天閣といえば、のビリケンさん。店長さんのご趣味でしょうか。
      武蔵野うどんの特徴は、きしめんのような太さとその歯応えだそうでございます。
    武蔵野うどんの特徴は、きしめんのような太さとその歯応えだそうでございます。
     
    東京深聞は、「ディープスポット」ですので、今日はこちらは伺いません。
    東京深聞は、「ディープスポット」ですので、今日はこちらは伺いません。
     

    腹ごなしに高円寺・街歩きを…。

       なかなかに男っぽいうどんでもちろんボリュームもあるので、もう今回はうどんだけで出来上がり、という感じになりかけたが、S君が「腹ごなしに少し歩いて次へ!」と、何やら張り切るので、その界隈を彷徨くことにした。「わがままパブ チャオチャオ」発見。入りたいが、営業時間では無さそうだ。内心ほっとする。入りたいけれど、絶対に後悔しそうだからだ。どんなわがままを言わせてもらえるのか。あるいは、どんなわがままを言われてしまうのか。想像しただけで脱力してしまいそうになる。「チャオチャオ」という店名も不思議だ。「炒炒」ならば中華だろう。包容力の有るママさんがいらっしゃるのでしょうか。
    包容力の有るママさんがいらっしゃるのでしょうか。
      「チャオ!チャオ!」ならばイタリアンか。何だろう、「こんにちは!」「さようなら!」とは。ハロー・グッドバイをイタリア風に名付けたのか。いや、きっとママさんが飼っているシーズー犬の名前がチャオチャオなのだろう。いかん、この店の前で思索していても腹は減らない。歩きましょう。「餃子0円」発見。今の私にはタダでも腹を膨らませる事は許されない。ましてや、これは他に何かを食べたら餃子をサーヴィスしますよという事である事は明白、麺類ならいいではないかとも思ったが、S君の鼻息も荒いので黙殺。

    こちらもディープスポットの匂いはしますね…。
    こちらもディープスポットの匂いはしますね…。
    ジャンクな街・高円寺を満喫。   後ろから顔を出せるパネルの筈が、チェーンが掛かっていて後ろに回れず…。後ろから顔を出せるパネルの筈が、チェーンが掛かっていて後ろに回れず…。

     ラーメン横町に惹かれるも、「ここじゃありません」と無情に言われて歩き続ける。何やら楽しそうな書割りがある。穴から顔をのぞかせて記念写真が撮れる、観光地によくある板描きの絵だが、

    高円寺のアーケード。飲み屋街なので、昼間は閑散としています。
    高円寺のアーケード。飲み屋街なので、昼間は閑散としています。

      いかんせんこの書割り、裏に入る事が許されない状態になっている。インド雑貨の店のようだが、「元祖仲屋むげん堂」だそうだ。元祖と書くからには、きっと類似店があるのだろう。こりゃ大変。 高円寺の街をお茶碗を持って歩き廻るそうで、面白そうなイベントです。
    高円寺の街をお茶碗を持って歩き廻るそうで、面白そうなイベントです。
     

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    純情商店街で胸一杯・・・!?  

     高円寺純情商店街で純情になってみせたが、腹が減るどころか胸が一杯になってしまったではないか。  古本屋の「BOOK OFF」のような、「Liquor OFF」なる店を発見。そうか、貰い物の洋酒などを売りに来るのか。どういう人が売りに来て、どういう人が買いに来るのか興味津々だが、立ち止まっていては腹が空かない。

     何だかわからないが、店内30パーセントオフの貼り紙を発見。しかし、店舗がどこにあるのか皆目分からず。
     黄色い店はカフェのようだ。街の中にあるとお洒落だし目立つのだが、入る勇気はない。すぐ近所には、同じく真っ黄色のシャッターがある。三枚のうち一枚だけが中途半端に開いていて、閉まっている二枚には不気味なおっさんの巨大な顔が二つ、全面に描かれている。店の名前は「アニマル洋子」らしい。ここも関わり合いにならない方が良さそうだ。もう一つ、黄色い看板の味のある雰囲気の古書店があったが、ガラス戸の内側にカーテンが閉められていて、休業日のようだ。なぜか、黄色い色がこの街のポイントになっている。「もあい整骨院」発見。先生がモアイ像に似ているのか、お名前が「もあい」さんなのか、沖縄の「模合」を表しているのか、それとも南太平洋式の接骨なのか。確かに入り口の両脇には、シーサーのように、金剛力士像のように、左右2体のモアイ像が。やはり、イースター島出身の先生なのだろうか。そんなはずは、ない。

    このガチャガチャは自分の商品を中に入れてくれるそうです。松尾グッズ、是非開発しましょう!
    このガチャガチャは自分の商品を中に入れてくれるそうです。松尾グッズ、是非開発しましょう! カップルでシチュエーションも決め打ちで伺ってみて下さい。
    カップルで、シチュエーションまで決め打ちで伺ってみて下さい。 昔からある感じですが、きちんと流行を取り入れてるんですね~。
    昔からある感じですが、きちんと流行を取り入れてるんですね。

    こういう顔を求められるお芝居でもあったのでしょうか、板に付いております。
    こういう顔を求められるお芝居でもあったのでしょうか、板に付いております。
     
    高円寺センスを感じますね~高円寺センスを感じますね~ モアイって肩凝りそうですからね…。モアイって肩凝りそうですからね…。  

    ブックオフのお酒バージョン。ビール等も買い取ってくれるそうです。

    ブックオフのお酒バージョン。ビール等も買い取ってくれるそうです。

     

    JR高円寺駅~地下鉄新高円寺駅まで。お腹を空かせる為、ひたすら歩きました。

     
     地下鉄「新高円寺」駅の出口があったので、加山雄三さんの散歩の番組のように、地下鉄から上がってきた雰囲気だけを表現。加山さん、絶対に地下鉄に乗っていないと思う。そんな事はどうでもいいが。また彷徨い歩くうちに、奇妙な自動販売機を見つけた。何やらようくわからないものが千円で売られている。前面には「お・も・て・(ふなっしーの絵)30倍返しだ!」と書かれている。おそらく如何わしいものだろう。如何わしいものなら興味があるので、早速購入。なあんだ、充電器のセットではないか。きっと引き出しの肥やしになるのだろうなあ。
       移動式のカフェや、ビンテージもののキャラクターグッズの宝庫などを冷やかして回り、ようやく次の麺類と思しき看板が。「彼は唐あげ 彼女はミートソース」高円寺店、だと!何なんだ、そんな事を勝手に決められてしまうのか!という前に、カップル専門なのか!同伴スパなのか!という事で、別の店へ。その近くに、「高円寺の不思議なパン☆優」「パパにやさしいパブ カレン」「七輪山海焼き じじばば(じばじば、かも)」等もあったが、もちろん麺類では無さそうなので、素通りを。  

    店内には物凄い数のフィギュアが陳列されておりました。
    店内には物凄い数のフィギュアが陳列されておりました。

     

    全国を廻るカフェでしょうか、立ち話に花が咲きそうです。
    全国を廻るカフェでしょうか、立ち話に花が咲きそうです。

     
       
           
           


     

     


         
       


       
             
     
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    04月04日
    (金曜日)

    「近代麺類4種競技」に再挑戦!牛乳ラーメンと、そばの名店にチャレンジ!   そば屋さんを出た時には、既に品切れになっておりました。
    そば屋さんを出た時には、既に品切れになっておりました。
    大変お上品なお蕎麦で、これならお腹いっぱいでも大丈夫(?)ですね。
    大変お上品なお蕎麦で、これならお腹いっぱいでも大丈夫(?)ですね。
    そば粉を厳選しているので、新そばの季節は毎年違うそうです。
    そば粉を厳選しているので、新そばの季節は毎年違うそうです。

    スポット情報

    ●肉汁饂飩屋
    とこ井 東京都杉並区高円寺南4-7-5 久万乃ビル101
    TEL:03-5913-8809
    URL:http://udon-tokoi.com/index.html
    営業時間:11:30~21:00
    (麺やスープが無くなり次第終了)
    定休日:毎週月曜日

    ●ラーメン万福
    東京都杉並区高円寺南3-23-19
    TEL:03-3316-2402
    営業時間:11:40~15:00、17:30~23:00
    定休日:水曜日

    ●そば処「鞍馬(くらま)」
    杉並区西荻窪南3-10-1
    TEL:03-3333-6351
    URL:http://kurama-soba.jp
    営業時間:平日:11:30~16:30
         土、日、祝日:11:30~18:00
    定休日:毎週水曜日(祝日は営業)

    ●アヒルの空
    東京都杉並区西荻北4-3-4
    TEL:03-6913-7680
    営業時間:平日:11:30~23:30(L.O.22:30)
         土日祝:12:00~23:30(L.O.22:30)
    定休日:木曜日


     ようやく、胃袋に空きが出来てきたので、近代麺類四種競技に戻ろうと思う。やってきた、というよりはぐるぐる歩き回って何度も近所で入るタイミングを見計らっていたのだが、「ラーメン万福」に入店。ここの名物は「牛乳ラーメン」らしい。これを是非食べろとS君が強烈に推すので、致し方なく注文、と彼らを見れば、普通に味噌ラーメンと醤油ラーメンを頼んでいるではないか!何と理不尽な、と思いながらいただいたら、これは儲け物、意外な美味さに少なからず感動。   もう胃袋には何の麺類だろうが入る隙間は無いぞという案配のまま、今度はインターバルがほとんどない状態で蕎麦の名店「鞍馬」へ。有名店で、説明の必要も無いだろう。蕎麦っ喰いの私は、四半世紀前から何度も来ているので驚く事が無い相変わらずの絶品の美味さなのだが、初めてゆっくりとご主人と会話が出来て驚いた。私がお世話になっていた桑名正博さんややしきたかじんさんとご昵懇だったようで、共通の知人の多さに驚く。ここにはまた近いうちに訪れる確信。
    万福さんに入るときには既に満腹でございました。
    万福さんに入るときには既に満腹でございました。真っ白な牛乳ラーメン。意外とあっさりで美味しかったです。
    真っ白な牛乳ラーメン。意外とあっさりで美味しかったです。
      編集長、後2件あります。あまり食べ過ぎないでくださいね…。
    編集長、後2件あります。あまり食べ過ぎないでくださいね…。
     
    編集長、最後は、比較的お腹一杯でも食べれるパスタにしてみました・・・。
     うどん、ラーメン、蕎麦と来れば、最後の麺はパスタしか無いではないか。そして、胃袋の隙間は僅かしか無いではないか。近年大人気のお洒落なイタリアンレストラン、「アヒルの空」で、旨味の強いパスタを、 S君達とシェアをしながら、 もう完全にワイン のためのおつまみ状態で、パスタをちびりちびり舐めるように食いつつ、赤ワインをグビグビ。杉並の何たるかを最後までぼんやりとさせたままの麺手繰り小旅行だった。
    西荻窪駅から少し歩いた所に有ります。最近移転なされたそうですが、大変素敵なお店でした!
    西荻窪駅から少し歩いた所に有ります。最近移転なされたそうですが、大変素敵なお店でした!オニオングラタンスープが大変美味しいお店って、担当的には貴重です。
    オニオングラタンスープが大変美味しいお店って、担当的には貴重です。
      ちなみに先ほどのおそば屋さんでも編集長、日本酒を飲んでおりました。
    ちなみに先ほどのおそば屋さんでも編集長、日本酒を飲んでおりました。あっさり味だけどオイルサーディンの旨みが効いており、男の人でも満足でした!
    あっさり味だけどオイルサーディンの旨みが効いており、男の人でも満足でした!
    松尾貴史   編集長松尾貴史
    1960年神戸市生まれ。大阪芸術大学デザイン学科卒業後、研究室勤務のかたわら、ナレーターとしてデビュー。テレビ、ラジオ、映画、舞台、エッセイ、イラスト、カレー店など、分野にこだわらず活動。著書に「接客主義」「ネタになる統計データ」など。最新刊は「なぜ宇宙人は地球に来ない?笑う超常現象入門」を編み直した「超常現象・都市伝説」(PHP研究所)。

     
     
     



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