メニュー

  • 2015年
    (平成27年)
    4月22日
    (水曜日)

    松尾貴史無責任編集東京深聞
    足立区編
    ホンモノの東京新聞はこちらから
    西葛西からナマステ~。松尾編集長が江戸川区で歩き納め!? 
    江戸川区は西葛西駅に降り立つ松尾編集長。
    江戸川区は西葛西駅に降り立つ松尾編集長。
    随分と長い間、東京23区を徘徊、物色してきたが、今回が最後の区である。次回からは何をやっていこうかと考えながら江戸川区にやってきた。ここは東京都の最東端にある区だ。
     最東端といっても気にはしない。そこからさらに川を渡った先には、千葉県であるにもかかわらず東京ディズニーリゾートが広大な面積を占めているし、さらにそのずっとずっと先には千葉県なのに新東京国際空港があるのだ。小学生のようなことを言うようだが、大阪国際空港が兵庫県伊丹市にあるようなものだし、丸亀市にはうどん店の丸亀製麺がないのだから気にはしない。
     江戸川といえば公園だ。区民一人当たりの公園面積は23区内で1位だそうだ。各区が公園面積などを競っていたのかということを知らなかった。そこに大いに役立っているであろう葛西臨海公園と葛西臨海水族園に行くのが王道だが、そこに行ってしまってはただの水族館リポートになってしまって、邪道路線の「東京深聞」独特の緩さが消えてしまう。葛飾の帝釈天はどうなのだと言うか。そう、御都合主義のダブルスタンダードをお許しください。あそこには、美味い鰻があったのです。
    駅前の銅像とともに。人通りが少ないとはいえ、撮影の様子は端からみたら、ちょっと危ない人?駅前の銅像とともに。人通りが少ないとはいえ、撮影の様子は端からみたら、ちょっと危ない人? さて、どこへ行こうかと悩みつつ、西葛西へやってきた。この「西葛西」駅は東京メトロなので地下鉄なのだが、珍しく駅ビルがある。もちろん、駅が地上だからだが。いつもながらモールの中にある100円均一ショップを複数軒パトロール。
     駅前の銅像にタイトルが付けられていて、「躍」らしい。確かに躍っている。こういう彫刻では珍しく、裸婦ではなくレオタードを着ていることになっている。 公的なところに作るのなら裸像ははやめて!という運動があったので、苦肉の策であったことをうかがわせる。想像だが。

    地下鉄なのにガード下の商店街があることにテンションがあがる編集長。東西線は地下鉄でも、経路の半分近くが地上を走る路線なのです。地下鉄なのにガード下の商店街があることにテンションがあがる編集長。東西線は地下鉄でも、経路の半分近くが地上を走る路線なのです。





      裸婦像でなく、レオタード姿というのが、逆に艶かしいと思うのです。裸婦像でなく、レオタード姿というのが、逆に艶かしいと思うのです。
    商店街のお店が等価交換でモールになったのか、生活に密着した地元商店が多いガード下。嫌いじゃないです、この雰囲気。
    商店街のお店が等価交換でモールになったのか、生活に密着した地元商店が多いガード下。嫌いじゃないです、この雰囲気。
      駅前のノボリ旗の前でパチリ。東京新聞らしいネタですけど、「深聞』的にはあえてスルーで駅前のノボリ旗の前でパチリ。東京新聞らしいネタですけど、「深聞』的にはあえてスルーで

    柴実は編集長は大の100均好きなのです。撮影中も「パトロール」と称して必ず寄ります。見てください、この満面の笑み実は編集長は大の100均好きなのです。撮影中も「パトロール」と称して必ず寄ります。見てください、この満面の笑み

     
       
     
     
  • 2015年
    (平成27年)
    4月22日
    (水曜日)

    知られざる“学生街”としての西葛西   西葛西は知られざる“学生街”。各種専門学校や葛西橋自動車教習所など、地味に学生が多い街でもあります。
    西葛西は知られざる“学生街”。各種専門学校や葛西橋自動車教習所など、地味に学生が多い街でもあります。東京フィルムセンター映画・俳優専門学校」の前で佇む編集長。こんな環境で学んだら楽しそうですよね。
    「東京フィルムセンター映画・俳優専門学校」の前で佇む編集長。こんな環境で学んだら楽しそうですよね。
     駅の近くには、なぜか学校が多い。「東京フィルムセンター映画・俳優専門学校」「東京コミュニケーションアート専門学校」「コナミスポーツテニススクール」「東京スクールオブミュージック専門学校」「東京ベルエポック製菓調理専門学校」「東京スポーツレクリエーション専門学校」「葛西橋自動車教習所」   「東京メディカル・スポーツ専門学校」など、どういうわけか扱っているが、他の区でもこうなのだろうか。学校ではないが、「世界の童話図書館」という施設には豊富な絵本をめくりに、近くの小さな子供達や親子連れで賑わっている。ヒンディー語の絵本も100冊ほどあるという。そうだ、近所にはインド人が多いのだ。  
    ビルの階段にひっそりと掲げられた「世界の童話図書館」の看板。うっかり見過ごしてしまうところでした……。
    ビルの階段にひっそりと掲げられた「世界の童話図書館」の看板。うっかり見過ごしてしまうところでした……。 子供の目線に合わせて、本棚は低めに設定されているようですね。懐かしい定番の絵本から、最近の新しい絵本まで、かなりの数が揃えられています。
    子供の目線に合わせて、本棚は低めに設定されているようですね。懐かしい定番の絵本から、最近の新しい絵本まで、かなりの数が揃えられています。部屋には大きな地球儀が置かれているので、どの国の本なのか、確認しながら楽しめます。 部屋には大きな地球儀が置かれているので、どの国の本なのか、確認しながら楽しめます。

    西葛西といったら「スパイスマジック・カルカッタ」と言われるほどの有名店。本店へ伺ってみると、最近のお決まりどおり定休日でした……。 西葛西といったら「スパイスマジック・カルカッタ」と言われるほどの有名店。本店へ伺ってみると、最近のお決まりどおり定休日でした……。
      階段を登ると「世界の童話図書館」の入り口が。ガラス戸だから、中の様子がみれて入りやすいです。階段を登ると「世界の童話図書館」の入り口が。ガラス戸だから、中の様子がみれて入りやすいです。「世界の」と銘打っているだけあって、各国の絵本が。インド人街ということもあり、ヒンディー語の本も多く、実際に訪れる方も多いそう
    「世界の」と銘打っているだけあって、各国の絵本が。インド人街ということもあり、ヒンディー語の本も多く、実際に訪れる方も多いそう。
     
      意外と有名? 知る人ぞ知る“インド人街”としての顔。
       西葛西は近年、在日インド人が多く住むようになった地域だ。世界に10億人はいようかというインド人のうち、日本に住んでいる人たちは2万3000人ほどだそうだが、ナンとライスはどちらにしますか、いや、ナンとその内1割が江戸川区に住んでいるという。
     なぜだろう。実は、特にインド人が多く働く東京都心部、とくに飲食店が多い地域やIT関連の会社が多い場所とのアクセスが良く、住居の条件(国籍を問わず、礼金のないUR住宅が多い)などが良い理由もあるだろう。しかし、「東京深聞」の見解は違う。荒川のゆったりとした流れが、ガンジス川を想起させるから。よし、その説が素敵なのでそうであることにしよう。採用。
     インド人街とはいうが、あまりインド風の装飾や建物などは際立っていない。長く定住するよりは、数年間仕事で住む人の割合が多いからだろう。

    道行く人のなかには、チラホラとサリー姿の方が。数年前に比べて、街のインド色は少なくなりましたが、それだけ地域に根付いてきたのかも? 道行く人のなかには、チラホラとサリー姿の方が。数年前に比べて、街のインド色は少なくなりましたが、それだけ地域に根付いてきたのかも?
       この町でインド料理店を営んでいる、在日インド人たちの精神的支柱とも言うべきジャグモハン・S・チャンドラニさんを慕い、どんどん人が集まってきたそうだ。1990年ごろまでは100人ほどしかいなかったのに、今では2000人ほど、ナンと20倍にもなってしまった。数年間住むなら、相談に乗ってくれるチャンドラニさんのところへ行け、ということになっているのかもしれない。
     数年前、この方のお店「スパイスマジック・カルカッタ」にうかがったおり、とても親切に解説してくださったチャンドラニさんの店へ行こうと、本店が定休日だったのでまだ行ったことのない駅の南側の店舗へ行ってみた。本店から支店へ歩いて向かう途中に、やはりインドの方とすれ違った。「こんにちは」と声をかけると、「マダうろうろシテマスカ?」と気安く声をかけてくれる。私がうろうろして売るのを何故知っているのだろうか。随分と通り過ぎてから時間差で気がついた。数年前にあった店主のチャンドラニさんではないか!ナンという気づきの瞬発力のなさ!「いまから支店へ伺います!」と言えばよかった。

    小腹の空いた編集長。お目当てのカレーを目指す途中、天丼の誘惑に思わず足を止めそうに。 小腹の空いた編集長。お目当てのカレーを目指す途中、天丼の誘惑に思わず足を止めそうに。
       
       
             

  • 2015年
    (平成27年)
    4月22日
    (水曜日)

    “深聞”らしいオチを迎えて大団円!?   「閉店」と言っても、店舗リニューアル。まさに「東京深聞」と同じです!次回から「東京深聞」もパワーアップしてお届けします。「閉店」と言っても、店舗リニューアル。まさに「東京深聞」と同じです!次回から「東京深聞」もパワーアップしてお届けします。
    スポット情報

    ■世界の童話図書館
    東京都江戸川区西葛西6-16-7 西葛西駅前三基ビル3F
    03-6808-3055
    開館日は月・火・金・土曜日

    ■スパイスマジック カルカッタ 本店
    東京都江戸川区西葛西3-13-3
    03-5667-3885

    ■スパイスマジック カルカッタ 南口店
    東京都江戸川区西葛西6-24-5 第2コースタルビル 2F
    03-3688-4817




     はたして、支店に到着した私たちは愕然とするのである。「準備中」……。1ナン去ってまた1ナン。ゼロはインドの大発明。そうか、今日は何かイレギュラーなことがあったのか、ひょっとすると先ほどまで、チャンドラニさんはここにいたのではないか!

      というわけで、後の祭りということになった。23区最後の現場は、「準備中」という、まさにこの欄を象徴するような体たらくで、23区を回り終えたのである。万歳。
    記念すべき「東京深聞」の最終回は、残念ながら「トホホ……」な結末に。それも「深聞」らしいと言えば、らしいので有りだと
思います。
    記念すべき「東京深聞」の最終回は、残念ながら「トホホ……」な結末に。それも「深聞」らしいと言えば、らしいので有りだと
    思います。
    南口店へ来てみると……営業時間にも関わらず、まだ準備中?
まさかのカルカッタ・ダブルパンチで玉砕する編集長……。 南口店へ来てみると……営業時間にも関わらず、まだ準備中?
    まさかのカルカッタ・ダブルパンチで玉砕する編集長……。
      学生街には必ずあるであろう「ジーンズメイト」。なんかいつもセールをやっているような……。気のせいですかね。 学生街には必ずあるであろう「ジーンズメイト」。なんかいつもセールをやっているような……。気のせいですかね。
    <緊急予告!>

    北千住駅に到着。編集長の街ブラは、むしろココからが本番!

    ついに今回「江戸川区」で23区を制覇し、最終回を迎えました。
    連載開始からまる3年。毎月1区を紹介していくのだから、本来ならは2年でお釣りがくるはずだったのに、
    なぜか3年かかりました。これもひとえに松尾編集長の原稿の遅さのおかげです。
    とはいいつつも、東京新聞の配達エリアは23区に留まりませんので、松尾編集長の旅はまだまだ続きます。

    次は都下をはじめ、関東の主要都市を巡ることが決定しました!
    そこで、皆さんからオススメのスポットやお店の情報を募集します。
    松尾編集長が行ったら楽しめそうなスポットや、そこへいったら必ず行くべきお店など、みなさんの声を聞かせてください。
    情報はエリア毎に設けた掲示板にお願いします。
    気軽に書き込みしてください。お待ちしております。

    http://hotweb.tokyo-np.co.jp/deep/board/index.html

    松尾貴史   編集長松尾貴史

    1960年神戸市生まれ。大阪芸術大学デザイン学科卒業後、研究室勤務のかたわら、ナレーターとしてデビュー。テレビ、ラジオ、映画、舞台、エッセイ、イラスト、カレー店など、分野にこだわらず活動。著書に「接客主義」「ネタになる統計データ」など。最新刊は「なぜ宇宙人は地球に来ない?笑う超常現象入門」を編み直した「超常現象・都市伝説」(PHP研究所)。

     



このページを見た人は、こんな記事も読んでいます。


あなたの知らない東京を探すなら

ページの先頭へ