• 2016年
    (平成28年)
    02月10日
    (水曜日)


    新橋市編

    ホンモノの東京新聞はこちらから


    江戸時代から大正時代へ!時間旅行のツアーはいかが?
    船橋の駅前に降り立つ編集長。お決まりのポーズは、舟を漕いでいるジェスチャー? 船橋の駅前に降り立つ編集長。お決まりのポーズは、舟を漕いでいるジェスチャー?  千葉県船橋市。今回もまた、ご縁の薄いところへやってきた。だが、東京に住み始める前から船橋の地名は知っていたのだ。本当はそれが何でどこであるかは理解していなかったかもしれない。
      学生の頃テレビで見た、アゴ勇さんと「アゴ&キンゾー」というコンビを組んでいたコメディアンの佐藤(現・桜)金造さんが、歌うように唸るように恍惚と、珍妙な表情と仕草で「船橋ヘルスセンター♪」と言っていたので耳についてしまったのだ。「小山遊?園?地?♪」というフレーズの方がヒットしたようだが、私にはなぜかこちらが記憶に残ったのだ。

     東京で最初に住んだ代官山から、ヘビーメタルバンドの44マグナムのポールの家に遊びに行く時、いつも千歳船橋の駅で待ち合わせして、大竹まことさんそっくりの大将がいる、駅前の焼き鳥屋で飲んだものだ。そして、私の中では「小田急線の千歳船橋駅近辺にヘルスセンターがある」と思い込んだまま、それからさらに10年は過ぎただろうか。当然、私の早合点丸出しなのだが、千葉に船橋があることも、古くから栄えた街だということも全く知らなかったし、両方の地名には関係がなかった。そして、その時点ですら、綜合レジャー施設の船橋ヘルスセンターはとっくの昔に閉鎖されていて、燃費の悪い想像力を使い果たしたのだった。

     ちょっとはその残り香を嗅ぎたいと思い、似た名前の場所を探してみたら、「船橋市再生センター」があったので急行した。嘘。普通に行った。ヨーロピアン な田山涼成さんのような人形に出迎えられ入場。少し寂しい場所にある倉庫のような雰囲気の建物には、リサイクル品がところ広しと(!)並べられている。め ちゃくちゃに安いが、定価も安いだろうなあというようなものから、質は良さそうだがどう使う物だろうといった感じの物が多かった。生活雑貨などは、何とな くゆるい感じで大切に並べられている。
    市が運営しているせいなのか、家具など大物の商品が多いのが特徴みたいです。運ぶのが大変そうですね… 船橋市が運営する再生センター。不要品の売買だけでなく、付近の住民たちのコミュニティ的な役割も果たしています。
    赤ちゃんの体重を計るカゴのようなものがあって、ああもうこのおうちでは子作りは諦めたのかなあ、などと想像してしまう。ラーメン店を廃業したのか、大きな鍋で麺を茹でる時に使う柄の付いた網に悲哀を感じた。

     掲示板の「売ります」「買います」は、投稿者それぞれのライフスタイルを想像させる。ここに持ち込まれる物は、どちらかというと大型の、家具などが多いようだ。一番人気は自転車だそうで、入荷待ちになることも多いらしい。
    市が運営しているせいなのか、家具など大物の商品が多いのが特徴みたいです。運ぶのが大変そうですね… 実際に製品を持ち込まなくても、情報のやりとりとして掲示板を活用する人も。委託販売形式ですね。
    市が運営しているせいなのか、家具など大物の商品が多いのが特徴みたいです。運ぶのが大変そうですね… 市が運営しているせいなのか、家具など大物の商品が多いのが特徴みたいです。運ぶのが大変そうですね…
    市が運営しているせいなのか、家具など大物の商品が多いのが特徴みたいです。運ぶのが大変そうですね… 一番人気なのが自転車なのだそう。入荷してもすぐに出てしまい、この日も1台だけしかありませんでした。
  • 2016年
    (平成28年)
    02月10日
    (水曜日)

    一段落ついた市場にお邪魔して、買い物三昧の編集長!
    ほんともう、いつもいつもごめんなさいね・・・ウチの担当編集者に強力な雨男がいるもので・・・ 生簀にはいろいろな魚をはじめ、サザエなんかの貝類もなんかもたくさん。さすが市場です、鮮度は抜群なのでしょう!
     しまった。大きな卸売市場があるというのに、先に時間と関係のない場所へ来てしまった。ということで、船橋市地方卸売市場へ。

     卸売市場といえばセリの光景だろう。威勢良く、素人にはわけのわからない手の動きと符牒でどんどん色々な取引が進んでいく様は伝承芸能のようでもある、と書きたいところだが、セリの開始時間は朝の5時10分から。私が立ち会おうと思うと、泊りがけで行ってきっと二日酔いのままオロオロするのだろうなあ。しかし、まだ開いている店がいくつかあったので、立派な鰹やら蛸やら何やら、食材をもらったり買ったり。
    きちんとお参りをする編集長。 取材中だというのに、編集長も思わずお買い物しちゃいました…。しかも凄くおまけをつけまくっていただいちゃいました。ありがとうございます!
    今回は囲いの外側からちょこっと拝見しただけ。 競りの時間は過ぎてしまいましたけど、仲卸のお店はまだ営業していたので、お邪魔してきました。
    ボンネットバスが実用されています。 さすが仲卸のお店、個人では使い切れないようなマグロも。とはいえ、そのサイズだとトロといえる部分はほとんどないのだそう…
    船橋に来たって、カレーのことは忘れない!

     昼食をとりに、スパイスの香りがする方向へ。インド料理店「サールナート」発見。発見といっても、ここを探していたわけではないのだが。
      さすが船橋、葛西に(割と)近いだけあって、カレーは充実しているのかもしれない。なかなかレベルの高いミールスだった。

    菓子屋横丁の街並み。 ランチはお約束のカレー。ナンもライスもついてきて、ボリュームたっぷり。
    出所不明のオブジェがちょいちょい出現。 カレーを食べていれば幸せなんじゃないか?と思わせる編集長の笑顔。レベルの高さに満足されていました。
    東京新聞を配達してくれる専売店を発見。 もはや”深聞”では定番となっている、全国カレー行脚。今回は「サールナート」さんへお邪魔しました。
    アンデルセンと縁のある街?船橋の魅力に迫る!

    菓子屋横丁の街並み。 駅前広場にある「アンデルセンの塔」でパチリ。非常にわかりづらいけど、アンデルセンの代表作「おやゆび姫」をイメージしているのではないかと…

     船橋駅に立ち寄る。広場にファンシーと言っていいのか機械的と言っていいのかずしっとした小さな塔が立っている。その名も「アンデルセンの塔」。船橋市はアンデルセンと何かゆかりがあるのだろうか。

      解説を読むと、船橋市はデンマークのオーデンセ市と姉妹都市だそうで、オーデンセはアンデルセンの生まれ故郷で、だから船橋駅前なのだ。ちょっと理由づけとしては遠い感じもするが、無いよりあったほうがいい、のか? 出所不明のオブジェがちょいちょい出現。 船橋駅での待ち合わせのメッカ”さざんかのさっちゃん”の銅像。この銅像は募金箱にもなっています。
     「ふなばしアンデルセン公園」というテーマパークもあるそうだが、1日仕事になりそうなので足を伸ばさず。ごめんなさい。しかし、船橋市は縄文時代から多くの集落があったらしく、早期、前期の遺跡や貝塚も多いので、その歴史をメインにシンボライズするほうが、観光的には得策なのでは無いかと勝手なことを考えつつ腹ごなし。

     船橋B級グルメの代名詞、ソースラーメンの店を発見するも、カレーで満腹中、なぜかほっとしつつ次へ。 東京新聞を配達してくれる専売店を発見。 JRの船橋駅からちょっと離れたところにある京成船橋駅。便利なような、不便なような微妙な距離です…
  • 2016年
    (平成28年)
    02月10日
    (水曜日)

    せめて潮の香りくらいは嗅ぎたいと公園に訪れたものの、あいにくに休園日…あたたたた。
    コーヒーの次はお茶をすする松尾編集長 船橋のB級グルメといえばソースラーメン。ちなみに担当編集は以前に訪れたことあり。味は想像した通りのものでした。 でた!「時の鐘」。雨降りだけどもおさえるところはおさえます。 船橋っ子にとって、潮干狩りといえばこと「三番潮海浜公園」らしいらしいのですが、残念ながらシーズンは終了…
    昔ながらの技が生きている染め物の街、海老名
     どこから見ても老舗であることが一目瞭然の染物屋さん「つるや伊藤」に立ち寄る。私も横好きで落語をやることもあって、手拭いがあると気になってしまう。

     仕事中ごめんなさい、という感じで恐る恐る戸を開けると、あにはからんや、おとうとはかるや、ご主人がすこぶる親切な方で、こちらが一つ質問をすると十ほど返って来るような至れり尽くせり、街のあらましやら歴史やら染物のことやら祭りのことやら博覧強記、情報が多すぎて脳内に留まらず、勿体無いと感じることしきり。

    撮影の仕方しだいでいい感じに。 5代目店主の伊藤吉之助さん。街の歴史や文化についても、詳しくお話ししてくださいました。
    担当編集者お気に入りのパブ。でも川越はさすがに遠いな・・・ かつては多くの染物屋が集まっていたという海老川。今もその地で暖簾 を守り続ける「つるや伊藤」さんにお邪魔しました。 担当編集者お気に入りのパブ。でも川越はさすがに遠いな・・・ お店で扱う商品は、とても魅力的なものばかり。編集長もついついお買い上げ。おまけに手拭いまでいただき、ありがとうございました!
     染物の知識や、手拭いを染める時に使う柿渋の版など、いろいろと解説してくださった。   ご主人はこの街のガイドマップの編纂もボランティアで手掛けておられるそうで、全くもって頭が下がる。これからも船橋市の発展のために活躍していただきたい。有難うございます、いただいた手拭いは大切に使わせていただきます。

    スポット情報

    【船橋市地方卸市場】
    船橋市市場1-8-1

    【船橋市再生センター】
    船橋市金杉町915-1
    047-406-9530

    【サールナート】
    船橋市宮本5-1-8
    047-426-0231

    【つるや伊藤】
    船橋市本町4-31-25
    04704242277


    編集長松尾貴史
    松尾貴史

     1960年神戸市生まれ。大阪芸術大学デザイン学科卒業後、研究室勤務のかたわら、ナレーターとしてデビュー。テレビ、ラジオ、映画、舞台、エッセイ、イラスト、カレー店など、分野にこだわらず活動。著書に「接客主義」「ネタになる統計データ」など。最新刊は「なぜ宇宙人は地球に来ない?笑う超常現象入門」を編み直した「超常現象・都市伝説」(PHP研究所)。