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  • 中央区 水天宮・甘酒横町 (すいてんぐう・あまざけよこちょう)

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  • 東京メトロ半蔵門線水天宮前駅、同日比谷線・都営地下鉄浅草線人形町駅
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イラストマップ: 高橋美江

  • 東京どんぶらこweb版 今昔記
  •  文豪谷崎潤一郎は一八八六(明治十九)年、現日本橋人形町の甘酒横丁近くで祖父が営む谷崎活版所で生まれた。  回想記「幼少時代」によると本好きの内気な子で「家の格子に顔を付け往来をよく眺めていた」という。家の向かいは牛肉屋、はす向かいには女性が接待する洋弓場があり、近所には甘酒やつくだ煮、汁粉に煎餅などの店が活気を呈していた。絵草紙屋では極彩色の戦記絵に目を輝かせ、水天宮や大観音で夢中になって遊び、父に連れられ浅草見物に心弾ませた日々…。そんな下町風景を幼い心に焼きつけていく。
     小学生で小説の楽しさに目覚め、長じて伝統美と女性愛を基調に独特の作品を次々世に出した谷崎。創作の原点について後年懐かしく回想している。「自分が小説家として成し遂げた仕事は思った以上に幼少年時代の環境に負うところが多かった」と。(哲)

2018年1月20日(土曜日)掲載分

東京新聞紙面での今後の掲載は以下の予定です。

  • 湯島天神と本郷界隈
  • 下北沢
  • 矢切の渡しと柴又帝釈天
  • 渋谷学園都市

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