護国寺(ごこくじ)
東京メトロ有楽町線護国寺駅下車
護国寺 マップ
迷い込む楽しさ

 護国寺の本堂は1697年に建立され、関東大震災も戦災も逃れた。都内ではなかなか見ることのできない元禄時代の建築だ。優雅な姿をたたえる屋根の迫力は満点。内部の装飾も美しい。境内のちょうず鉢や擬宝珠(ぎぼし)も元禄時代に作られたものだ。

 300年以上前の歴史がそのまま残る場所が、今年、デジタルの美と融合した。3月の復興支援イベント、5月のチベットフェスティバルで、本堂に映像が映し出される「デジタル掛け軸」が上映された。

 「江戸時代から、寺は人々のよりどころであり、元祖テーマパークでもありました」と庶務部の伊沢元祐さんは説明する。

 「人がにぎわうのはイベントの時くらい。普段はとても静かです。いつでも人を迎えられるよう、門はいつも開いています。自分と向き合いたいときに、ここでゆっくり過ごしてほしいですね」

 緑の多い境内では、ネコもゆったり歩き、小さな子どもを連れて散歩する母親の姿も。音羽通りは静かな住宅地の谷間になっていて、急な坂道が多い。細い道に迷い込み、史跡を探し歩くのもまた楽しい。(池沢なつ)

(電話)

★護国寺03(3941)0764  ★コクリコ(3945)6761  ★群林堂(3941)8281  ★甲月堂(3941)4355  ★雑司が谷旧宣教師館(3985)4081

2013年05月18日(土曜日)掲載分

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