日比谷劇場街(ひびやげきじょうがい)
◆日比谷劇場街(千代田区)
東京メトロ日比谷・千代田線、都営三田線日比谷駅、JR東北線、東京メトロ有楽町線有楽町駅下車

日比谷劇場街マップ
 

 真新しいホテルや劇場が並ぶ日比谷かいわい。姿を消した映画館や劇場の多くは、名前や場所を変えながら日比谷の地に再び姿を現す。新旧の劇場の建築を眺めながら歩くのもまた楽しい。
 日生劇場一階のカフェ・ア・ラ・ティエンヌ=電話03(3595)0565=は、観劇の前後に気軽に食事ができる カジュアルなレストラン。ランチタイムは生ハムのサンドイッチのセット(1000円、写真下)が一番の人気メニュー。ガラス張りの店内から道行く人を眺め ながら、サンドイッチを豪快にかじるのは、なかなか気分爽快(そうかい) 。

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 日比谷シャンテの前の広場には、映画スターの手形が地面にはめ込まれた一角が。往年の映画スターから韓流スターまで数十名の手形がずらり。その横にはゴジラの銅像が立っている。
  有楽町駅の東側へ移って、東京交通会館地下1階の三善=電話03(3212)1700=へ。1953年の創業時から日本の演劇シーンを支えてきた舞台メー ク用品の専門店。舞台用ファンデーションやおしろい、付けまつげから、まゆを消す「まゆつぶし」や特殊メーク用の「血のり」まで、舞台に関するあらゆるア イテムを販売している。




新旧劇場立ち並ぶ華やかな街

 豊富な色をそろえたアイカラーは、「汗に強く発色がよい」と普段のメークに愛用する女性も多いとか。「このあたりは劇場が多いので、女優さんや俳優さんがふらっと立ち寄ることもあるんですよ」とスタッフの厚木佑美さん=写真右。10階の三善メークアップ研究所=電話03(5220)0363=では、舞台メークや和装のメークなど、さまざまな講座が開催されている。
 3階の屋上庭園有楽町コリーヌは、四季折々の花が楽しめるビルの谷間の穴場スポット。新幹線が目の前を通過するのもなんだか楽しい。





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  次は日比谷公園へ。見事なバラが咲き誇る第一花壇の少し先、木かげの中のテラスが目印の日比谷茶廊=電話 03(3591)2411=は、「ヨーロッパのオープンカフェを日本にも」と1949年に創業した。「日比谷公園は土が多く自然を満喫できる場所。セミや トンボ、カエルなどもたくさんいますよ」と山口マネジャー=写真左。木々に囲まれているからか街中より気温が低く、澄んだ空気が都心にいることを忘れさせ てくれる。
 公園をしばらく散策し、再び劇場のあるあたりへ。開演前、おしゃれをした女性たちが道を彩り、街はいっそう華やかさを増していた。(池沢なつ)