ファッションビルのイメージが強い渋谷ヒカリエだが「ロングライフ」の視点から選んだ全国の物産を展示するd47 MUSEUM(ディ ヨンナナ ミュージアム)、ミュージカルを中心に上演する東急シアターオーブなど文化施設もそろう。オーブとは球体の意味で劇場も球形をしている。渋谷ヒカリエの前身、東急文化会館にあった円屋根の五島プラネタリウムへのオマージュだという。
宮益坂の交差点を渡った先の路地にある茶亭羽當のカウンターに立つ天野大さんは「8割くらいが常連さんですが、最近は若い方や外国人のお客さまも増えています」。1989(平成元)年の創業当時からの穏やかな雰囲気が愛されている。駅周辺を大きく変える再開発のけんそうのなかにも変わらぬ風景が残っていた。(柴崎朋実)2014年08月09日(土曜日)掲載分
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