大島(おおしま)
◆東海汽船・竹芝桟橋(東京)~大島、横浜桟橋~大島、久里浜(神奈川)~大島、熱海港(静岡)~大島、エアーニッポンネットワーク・羽田~大島、新中央航空・調布飛行場~大島

大島マップ
島を染める椿

 初春の今、大島は椿(つばき)の花盛り。自生のやぶ椿が島中を紅に染める。この実が名産の椿油に。「原料は約100軒が秋にコツコツ拾い集めてくれた実。 年寄りやお客さまとの長いお付き合いがうれしい仕事です」と高田製油所の4代目高田義土さん。運が良ければ80歳を過ぎた2代目よりも長く働いている“古 老”の圧搾機から黄金色の油が搾り出される瞬間も見学できる。

 椿油といえば黒髪つやめく「あんこ」さん。島の言葉で姉さんの意味だ。「昔は水おけを頭に載せたその姿をまね、子どもは弁当箱を載せて歩いてました」と 語るのは藤井虎雄さん。昭和初期の観光化で農民が作りはじめた木彫のあんこ人形など消えかけた島の民俗資料を収集。体験工房で公開している。

 「椿まつり」の期間、約450種もの椿が咲く大島公園ではあんこ踊りや御神火太鼓も披露される。「戦後入植した島民が、三原山の噴火をイメージしてつくり出した、スピード感あふれる乱れ打ちを子どもたちも夢中でけいこしてます」と後進の育成に励む菊池清さん。

 高速船で竹芝から1時間45分。日帰り観光も可能だ。一泊なら露天の元町浜の湯で夕焼けを、波浮港見晴台で朝日を。(武居智子)

 

(電話)
★大島観光協会 04992(2)2177 ★大島ふるさと体験館 (2)3991 ★高田製油所 (2)1125 ★かあちゃん (2)1127 ★寿し光 (2)0888 ★藤井工房 (2)1628 ★島の煎餅 (2)3831 ★谷口酒造 (2)1726 ★みはらし休息所 (4)0274

2010年1月23日(土曜日)掲載分

上記は情報が変更されている場合がございます。ご了承ください。