武蔵小金井(むさしこがねい)
◆JR中央線武蔵小金井駅下車

武蔵小金井マップ
武蔵野の恵み満喫

 武蔵小金井は、大岡昇平の『武蔵野夫人』の舞台となった“ハケ”の街。今も水がわく「はけの森美術館」は、中村研一画伯の屋敷跡で、住居は、武蔵野マダムに評判の洋菓子店が営むカフェになっている。

 近くには、前掛けを世界に広めている「エニシング」がある。「伝統のこの織りだから軽く強く体になじむんです」と、社長の西村和弘さん。縫製は電話帳で探した地元の洋服店に依頼。今月、土曜日午後限定の店も開店した。

 野川を渡ると、住宅街に小さな「蕎麦」の看板。脱サラして修業した宮沢節也さんが、自宅に開いた。長野・開田産の粉で打った田舎そばはもちろん、小金井産の青梅のシロップ漬けも、涼を誘う。

 質屋坂の下には、自家焙煎(ばいせん)オーガニックコーヒーを追求 する自然食品店「ろばや」。坂の上には、小金井産野菜にこだわるカフェ「broom&bloom」がある。「江戸東京野菜を復活させたり、農家さん各自の 味わいが魅力です」と、店長の藤原奈緒さん。直売所で旬をよみながら日々、献立を決めている「気まぐれごはん」は、彩りも滋味も豊か。心も体も健やかにな る、土地の恵みを満喫した。(武居智子)



(電話)
★はけの森美術館 042(384)9800 ★オーブン・ミトンカフェ (385)7410 ★みやざわ (385)2597 ★エニシング (401)6982 ★ろばや (388)5441 ★broom&bloom (384)0883

2010年7月10日(土曜日)掲載分

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