白河(しらかわ)
東京メトロ半蔵門線、都営地下鉄大江戸線清洲白河駅下車
白河 マップ
歴史と芸術交わる

 清澄白河は歴史とアートが混在する古くも新しい街だ。寺町から木場の跡地に立つ東京都現代美術館へとのびる深川資料館通り商店街は、その懸け橋になっている。
 あづま屋文具店の分部登志弘さんは「資料館の場所が区役所だったころは月6回縁日が立ちにぎわった」と振り返る。店が減少した十数年前、街では客集めに「かかしコンクール」を開始。そのユニークさが評判を呼び、トリエンナーレからも声がかかるアートな町おこしへと発展した。
 夫がアーティストでもある白浜万亀さんはコンクールが縁で5年前、空き店舗にArt Labo深川いっぷくを開いた。「一緒に成長できたら」とさまざまな出合いのある場づくりに努めている。
 近年、かいわいには国際的なギャラリーが、通りにはコンセプトのある書店や食堂が増えてきた。
 昨年、高円寺から拠点を移した無人島プロダクションの藤城里香さんは「展覧会のオープニングに近所の飲み屋のおじさんが正装して来てくれたり、人とのつながりを教えてくれる街。私たちも何か還元できないかと考えるようになりました」と話す。

 新旧が交わり、街は鮮やかさを増していた。(武居智子)

(電話)

★深川江戸資料館 03(3630)8625  ★アンドーギャラリー(5620)2165  ★SNAC(6458)8225  ★Art Labo深川いっぷく(3641)3477  ★大久保クリーニング(3641)6402  ★あづま屋文具店(3641)3452  ★ENTER(5809)9876  ★山食堂(6240)3953  ★深川美好(3641)2929

2011年10月29日(土曜日)掲載分

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