東京新聞販売店

今月の販売店

File No.007

東京新聞下館販売店
北川新聞店


住 所 茨城県筑西市丙150
電 話 0296-22-3906
F A X 0296-24-6394


プロフィール
北川 匠子さん
父親が営む販売店で、幼少期から新聞店業務の手伝いに勤しむ。平成21年の所長就任後は実直な経営方針を貫き、数少ない女性所長の一人として幅広い年齢層の従業員を束ねている。

落合 裕子さん

人と人との縁を大切に

「例えば普段の挨拶やお店のお掃除など内部の細かいことでも、それを真面目にすることで初めてきちんとした仕事ができるようになると思います。一つ一つのことに誠実に取り組むことが、関わる方々との信頼関係に繋がると思うので、従業員みんながその意識を共有できるようにしていきたいです。」
 小さなことでも誠実にコツコツと取り組むことの大切さを語る北川さん。過去に、信頼関係を築くことの重要性を感じさせられたエピソードがあったそうです。
「東日本大震災の影響でガソリンが不足していて困っていた頃、たまたま父親が所長をしていた時の従業員の方と再会したんです。その方はタンクローリーの運転手をやっているということだったので、こちらの事情を聞くやいなやガソリンを持ってきてくれました。なんでも、父に良くしてもらっていたので、何か力になりたいという想いをずっと持ってくださっていたそうで…。人間の縁って不思議なものですよね。」
 なんとそのときの運転手さんは後に販売店で再び働くことになり、70代を越えた今でも従業員として働いているのだそう。このような人との縁がもたらした一連の体験を経て、思う所があったと続けます。
「きちんとした信頼関係を築いていれば、相手に何かをしてあげたときに、たとえそれが自分に帰ってこなかったとしても、時を経て自分の周りの人に帰ってくるものだということを強く思うようになりました。そしてそれは普段の生活だけでなく、お客様との関係性の中でも共通することだと思うので、そういった縁をこれからも大切にしていきたいですね。」

下は20代から上は70代まで、本当に幅広い年齢層の従業員が働いている北川新聞店。ほとんどが地元の方なので、皆さん下館の街には精通しているとのこと。
下館駅前稲荷町通りには、名画を焼き付けられたセラミックアートが4基設置されています。まちなか美術館として展示が行われていて、これらは全て筑西市にゆかりのある作家の作品です。

下館-真岡の区間では、蒸気機関車『C1266号』に乗ることができます。一年を通じて土日祝日に運行しているので、鉄道ファンの方はぜひ一度下館足を運んでみてはいかがでしょうか。

下館の魅力文化スポットも目白押しな美しい街

住民同士の関係が密接で団結力がとても強いと思います。世話焼きな雰囲気の人が多いようにも感じますが、それも田舎ならではの魅力ではないでしょうか。また、美術館などの文化的なスポットがアルテリオ(地域交流センター)の一帯に集中しており、その辺りの町並みは綺麗に整備されていて美しいですよ。

ご当地3大文化的スポット

■「板谷波山記念館」

日本の近代陶芸の開拓者であり、陶芸家として初の文化勲章受章者である板谷波山の記念館です。下館は彼の生まれ育った街なので、記念館の敷地内には彼の生家もありますよ。展示室にはここでしか見られない貴重な制作物も沢山あるので、芸術に造詣がある方には外せない名スポットだと思います。

■「下館羽黒神社」

1481年に、下館城主・水谷勝氏が下館城の鬼門除けとして創建しました。様々な神輿が街を練り歩くことでも有名な下館祇園祭は、ここの神社のお祭りで、筑西最大の夏の風物詩とも言われています。約3300平方メートルもの広さを誇る境内は市民の憩いの場となっていますよ。

■「平成神輿」

実際に担ぐ神輿としては日本一の大きさを誇るもので、重さはなんと2トンという超重量級。神輿の胴の上の周囲には十二支の彫り物など金箔仕上げの彫刻が施してあり、美術品としても価値の高いものではないでしょうか。下館祇園祭りで見られることはもちろんですが、お祭りのとき以外でも、しもだて美術館で実物を見ることができますよ。

写真提供:筑西市観光協会
http://www.chikuseikanko.jp/

【番外編】「ノスタルジックな映画館?」

今ではもう廃館になってしまった映画館など、この辺りはレトロな哀愁を醸し出す建物が点在しているので、度々映画などの撮影のロケ地になっているんですよ。過去には三谷幸喜さんが監督を務めた人気作品『ザ・マジックアワー』の撮影も行われ、私も撮影現場を拝見した思い出があります。