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    No.28
  • 東京新聞 南千住専売所

  • 東京新聞
    南千住専売所
    【住所】東京都荒川区南千住 5-41-8
    【電話】03-3803-1781
    【FAX】03-3803-1783
    所長中村 充さん
    13年前に南千住専売所に赴任して以来、正面から顧客と向き合い続け、南千住をすみずみまで知り尽くした所長。目先のことにとらわれない "安定" 経営を掲げ、誰にとっても良い結果をもたらす運営に心血を注ぐ。
  • ちょうかんぬ
  • これまでは携わっていなかった
    「経営」という仕事について
    特に大変だったことは何かしら?
 以前は新聞販売の管理の仕事をしていましたが、子供が生まれるのを機に一念発起、この販売店を引き継ぎました。それからは南千住一筋で13年間、所長として働いています。
 店に入ってまず最初に手をつけたのは経営方針の転換でした。なるべく無駄を減らし、よりスリムで健全な経営に変えていきたいという考えから始めたことですが、当初はわたしと考えが合わず購読を止められるお客様も少なくなく、とても苦労したのを覚えています。
 幸いなことに、その後「やっぱり東京新聞を読みたい」とほとんどの方が戻ってくださったので、今でこそ自分のやり方は間違っていなかったと言えますが、当時はかなりつらい思いをしました。
 もちろん、自分の色を打ち出すばかりではなく、地域に受け入れてもらえるような努力もしています。日々のお付き合いはもちろん、お祭りや商店街のイベントに婦人会など、参加できるものにはなるべく参加して地域の皆様との接点を増やしてきました。おかげさまで、今ではすっかり地域の一員として見ていただけているように思います。 下町気質の強いエリアですから、いちど内側へ入れれば比較的安定したお付き合いができるんです。

穏やかな口調ながら、経営の話では鋭い目つきを見せる中村さん。「義理人情も大切ですが、それだけでは経営はできません。」

  • ちょうかんぬ
  • 取材の合間にも従業員と
    楽しげに言葉を交わす中村さん。
    とても仲が良さそうね。
 この販売店には社員が2人、パートが5人いるのですが、何か困ったことがあればどんな些細なことでも相談してもらいたいので、日ごろの交流を大切にしています。
 従業員一人ひとりに声を掛け、会話をするのがわたしの日課であり、仕事だと思っています。
 人には向き不向きがありますし、仕事が増えすぎて大変だとか、体調が良くないだとかいうこともあるでしょう。そういったときに一人で無理をするのではなく、うまく都合をつけて皆で協力していければ理想的ですよね。わたし自身も昨年足を怪我してしまい、配達に支障が出るようになってしまったのですが、従業員の皆に助けられています。
 従業員を抱えている身としては、その生活を保証してあげなければなりません。だから、これから先のことについては、とにもかくにも安定第一。
 今いるお客様を大切にして、着実で安定した経営を目指しています。そのためには、自分も従業員も健康であることが大切なのだということを、自分の怪我をきっかけに再認識しました。
 いずれは次の所長に席を譲る日が来るでしょうから、自分が引き継いだときのような苦労をしなくて済むように、顧客情報をまとめたり、資料や室内を整理整頓することは普段から気を付けています。
  • 有志が月3回ペースで発行している、地域情報満載のフリーペーパー。

  • 販売所の運営には奥様の協力が欠かせないのだそう。

  • 従業員に混ざり、所長自ら配達の準備をする姿も日常茶飯事。

  • ちょうかんぬ
  • 南千住という街は
    どんなイメージで、どんな方が
    購読されているのかしら?
 この辺りは台東区の上野に次いで寺社が多く、長い歴史があるエリアです。往時を偲ばせる古い建造物や史跡があちこちに残っているので、散歩するだけでも楽しめます。
 江戸時代には日光街道の宿場町「千住町」だったということもあり、下町気質がとても強いところです。購読してくださっているお客様は、どなたもプライドが高くて気も強いので、最初はぶつかることもありましたが、納得すれば打ち解けてくれる懐の広さがあります。人情味に溢れる街なんです。
チョウカンヌ
東京新聞の次世代研究所で生まれたキャラクター。身も心も新聞でできていて、いろんなことに興味津々。よく「顔が広いですね(面積的に)」と言われ、自分でもそこは気に入ってる。「ユウカンヌ」という名前の妹がいる。

オススメ3大スポット

■素盞雄(すさのお)神社

  • 【住所】東京都荒川区南千住 6-60-1
    素盞雄大神(すさのおおおかみ)と飛鳥大神(あすかおおかみ)という二柱の神様を祀っている、地域で一番大きな神社。地元では天王様と呼ばれて親しまれています。6月の天王祭では勇壮な神輿振りを見ることができます。

■ 円通寺

  • 【住所】東京都荒川区南千住 1-59-11
    屋上に安置されたユニークな観音像がひときわ目を惹き、坂上田村麻呂によって開かれたという説でも知られる曹洞宗の寺。境内には彰義隊の墓があり、戊辰戦争で傷ついた上野・寛永寺の黒門などが大切に保管されています。

■芭蕉像

  • 【住所】東京都荒川区南千住7丁目
    千住が「奥の細道」の出立の地であることにちなみ、2016年、南千住駅西口ロータリーに松尾芭蕉のブロンズ像が設置されました。有名な矢立初の句「行く春や鳥啼き魚の目は涙」はこの近辺で詠まれたものです。