東京ほっとコラム


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仲宿のドジョウ流し

2011/10 行事・風物詩(23区エリア / 板橋区)

中山道仲宿で、子供達が各々に虫籠をぶら下げて集まっていたら、それは夏の終わりを示している。
仲宿はそこそこに大きな商店街だが、その日は商店街というよりも川の様相を呈している。商店街の端から端まで渡された人口の川に、上流から黒い命が流れ込む。ドジョウである。ドジョウは待ちわびる子供達の前をあっという間に泳ぎ去って行く。それでも小さな手を伸ばして一匹でも多く捕まえようと格闘するわけだ。獲得されたドジョウは、虫籠に放り込まれる。哀れドジョウは食べられるのか飼われるのか…。このドジョウ掬いは毎年行われる夏の終わりの風物詩となっている。
夕暮れ近くになると、アイスなどが配られ、子供達の格闘の成果を労う。ドジョウで真っ黒になった虫籠をお互いに見せ合う子供達のなんと得意気なことか。沈みゆく太陽の光に照らされながら、ドジョウの溜息が聞こえてきそうである。

(東京都 飯塚可奈)


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東京大仏

2010/09 場所、風景(23区エリア / 板橋区)

板橋区の赤塚や大門といったところの地形は、急勾配があちらこちらにみられ、しかもそのどれもが度肝を抜かれるほどの急な斜面になっている。その想像を超えた落差を目の当たりにし思わず一瞬怯んだほどで、「どうなっているんだ、ここは」と、驚嘆の思いが口を突いて出てしまったくらい不思議な地形をしている。
そんな地形にあるお勧めスポットが、一度はお目にかかってもらいたい、東京大仏である。場所は赤塚の乗蓮寺。昭和52年4月に、かつて東京を襲った関東大震災や東京大空襲など、悲惨な震災や戦災が再び起きないようにとの願いを込めて、昭和49年から約3年の歳月をかけて造られた大仏様だそうだ。色は黒く、高さは約13メートルある。まだ新しいということで綺麗なお姿をしている。新東京百景にも選ばれた有難い大仏様なのである。携帯の待受にすると有難いことが起こりそうな予感が。ということで、1枚カシャッと。
南無阿弥陀仏。

(埼玉県 松尾 武治)


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高島平のオアシス 赤塚公園

2010/07 場所、風景(23区エリア / 板橋区)

板橋十景にもなっている自然林豊かな公園。それが、赤塚公園だ。場所は、都営三田線高島平駅から5分。公園内には、遊歩道あり、噴水広場、運動施設など変化に富んでいて、私たち高島平住人にとっても、飽きることがない。夏の季節は、ムクノキやアカメガシワの自然林が遊歩道に木陰を作ってくれる。鳥たちのさえずりの聞こえる中、散歩するのは気持ちよい。園内には、梅に始まり、みごとな桜並木、そしてツツジ、アジサイなど、一年中花が絶えない。加えて、秋の紅葉は、圧巻である。また、赤塚公園の中には、小高い丘の上に梅林でも有名な赤塚城跡がある。近くの郷土資料館、美術館と合わせて、文化散歩もできる。子供が小さいときには、夏の間、噴水広場でワイワイと水遊びさせたことを、思い出す。そして、なんと使用料無料のバーベキュー広場も、年間を通して利用できる。春夏秋冬様々な顔を持つ赤塚公園、ぜひ、一度訪れてほしい場所である。

(東京都 大澤和子)


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私のオススメ 板橋区高島平のケヤキ並木

2010/06 場所、風景(23区エリア / 板橋区)

高島平駅から首都高速道路へ向かう道には、ケヤキ並木が続いています。買い物帰りや仕事の帰り、ケヤキ並木の中を通るといつもホッとしています。
特に初夏の季節、新緑が青々と茂り、青空の中、風がさわやかに通りぬけたり、木々の中から木漏れ日が差し込んでいたりするのを見ると、この街に来て良かったって、つくづく思います。そして、生きていることの素晴らしさをも感じます。犬の散歩している人と出会うと、つい犬大好きの私は飼い主さんに、思わず話しかけてしまいます。
ケヤキ並木の中では、ちょっとした交流も生まれ、昨今の世知辛い世の中の風も思わず吹き飛ばしてくれているように思います。

(東京都 嶽野 香)


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癒し空間 スパディオ

2010/06 レジャー・観光、名所(23区エリア / 板橋区)

都会のど真ん中、板橋区宮本町の住宅街に天然温泉浴場の「スパディオ」があります。昔、この辺りが海だったらしく、湧き出るお湯は薄茶色の塩味の温泉です。
館内には典型的な大浴槽はもちろん、うきうき風呂などのユニークなお風呂、露天風呂やアロマスチームサウナ、別料金ですがアカスリにエステ、足裏マッサージ、和風のお食事処と軽食ラウンジなどが備わっています。眠くなったら、ゆったり目のリクライニングベッドでひと眠りすることもできます。浴衣も貸してくれるので、手ぶらで行けても入浴料は庶民価格です。
スパディオの一番の魅力は、なんといっても適度な空間にあります。ちょうどいい空き具合、ちょうどいい人との距離感です。いわゆるスーパー銭湯などにあるイモ洗い状態の混み具合には今まで一度も出くわしたことがありません。スパディオの醸し出す贅沢なひと時を、と、人に勧めておきながら、これからも混まないことを願います。

(東京都 爲本 佳子)


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