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東京ほっとコラム



上野

2013/06 場所、風景(23区エリア / 台東区)

勤務先が上野にあり、昼休みに上野公園をよく散歩する。
この公園は動物園あり博物館ありで、全国から修学旅行や社会見学の子供たちが集まってくる。
制服に真っ白な新しいシューズの男の子たちのグループや、リュックにキャラクターの人形をぶら下げた女の子たちのグループなどをよく見かける。公園の入り口で、さあこれからどこへ行こうか、何を見ようかと、ニコニコして歩いている。
「みんな気をつけてね」と通りすがりのおじさんである私は心の中で呟く。
「親御さんはご心配でしょう、だからみんな無事に楽しんできてください、どうか上野を、そして東京を楽しんでいってください」、おじさんの呟きはいつも同じである。
公園を歩く彼らの顔は、楽しさと嬉しさでいっぱいだ。上野はこんな笑顔が一年中見られる街である。

(東京都 角田 裕司)


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〝想い出〟訪問

2012/10 その他(23区エリア / 台東区)

浅草の外れに昔から続く小さな駄菓子屋さんがあります。
「こんにちは」と声をかけると、奥のガラス戸を開けて小柄なお婆ちゃんが現れます。
この店には鉄板を乗せた小さな台があって、ここで「もんじゃ焼き」を食べることができます。子供相手だからか、大通りの小洒落た店で千円くらいはボッタくられるものが、400円、500円程度で食べられます。もっとも、小麦粉に細かく切ったキャベツ、鰹節、それにお婆ちゃん特製のタレだけですので、その程度の値段なのかもしれません。少し味に変化を付けたいと思えば、店にあるベビースターラーメンや梅ジャムなどの駄菓子を追加すれば、バラエティに富んだ味を楽しむこともできます。
昔は子供たちの溜まり場だったのですが、今では〝昔は〟子供たちがお婆ちゃんと昔話を楽しむために集まっているようです。こんな町の片隅にある〝想い出〟を訪れてみませんか。

(東京都 秋野一洋)


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路地裏のにおい

2012/08 場所、風景(23区エリア / 台東区)

田原町の路地裏は、とてもノスタルジックです。
駅前は賑やかですが、少し路地を曲がるとそこは急に音のない世界。
スナックの横には幼稚園、もんじゃ焼きの2階はマッサージ店、新築マンションの前には木造の旅館など、面白い組み合わせがパズルのようにひしめいています。
私のお気に入りは、駅前の郵便局を通過して右に曲がり、まっすぐ直進して行くと合羽橋通りに出る道です。
晴れの日や雨の日、いつ歩いても心穏やかになる不思議な場所。
小さい頃遊んだゴム跳びや、鬼ごっこをしていた時に感じた匂いが、まだそこに存在しているようで、自然と笑顔になります。
大通りはお店がたくさんあって魅力的ですが、是非カメラ片手に路地裏を歩いてみて下さい。
懐かしい匂いの発見ができるかもしれません。

(千葉県 内広さくら)


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上野のサクラ、大人の花見

2012/03 レジャー・観光、名所(23区エリア / 台東区)

もうすぐ待ちに待ったお花見シーズン到来ですね。ジモティーならではの上野のお花見を紹介します。昼間っから楽しそうに盛り上がっている上野公園のメインストリートはあえて素通りして、毎年向かうのは公園のはずれにある東京国立博物館です。
ここは大人の花見の聖地。期間限定(4月15日まで)で特別開放されている庭園の池のほとりに佇み、次々に満開になる桜を仰いでほっとひと息つけば、あ~ら不思議!上野の喧騒とはかけ離れた静かな時間が流れていきます。
常設展では、桜をテーマにした国宝の数々も展示されていて、なんとも上質なお花見です。小学生の娘は、スタンプラリーでもらえるカンバッジ集めに夢中。親子で嬉しいお花見です。

(東京都 片岡明美)


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過去を感じる。

2012/02 場所、風景(23区エリア / 台東区)

私は新撰組が好きな訳ではないが、沖田総司は好きだった。
新撰組一の剣士と言われながら、戦死ではなく病死した沖田総司が。沖田は近藤勇の打ち首や、土方歳三の函館への遠征も知らずに死んでいったと記されている。どんな気持ちだったのだろう、戦いの最中で一人病死する気持ちはどんなものだろうか。何度神様を恨み、何度己の運命を恨んだことか。そんなことを思っていたら、沖田が最期を迎えた地と眠っている墓地を訪れたくなった。台東区にあり、最期の地の今戸神社。麻布にある沖田の墓とされる専称寺。物悲しい気分になった、夜には満天の星空が見えた。沖田が旅立った日もこんな満天の星空だったのだろうか。他の隊員に興味はなかったが、訪れてみるのも良いかもしれないと思えた。

(埼玉県 淺野有希)


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