今月の街先案内人

今回のゲストはプロレスラーの棚橋弘至さん。
所属する新日本プロレスの道場が近く、下積み時代から現在まで慣れ親しんだニコタマの魅力を語っていただきました。

都会なのに自然に囲まれていて、子育てにも優しい街。それがニコタマ。

 新日本プロレスの寮から、一番近い街ということで、下積み時代から慣れ親しんだ街が「二子玉川」だという棚橋さん。
「新日本プロレスはデビューするまで寮からの外出が禁止されていて、ようやくデビューできたときに遊びに来たのがニコタマでした。それ以来、ずっと通い続けている街です。当時はライズなんてなくて、高島屋があったくらいですけど、道行く奥様方がキレイなので、ドキドキしながらウィンドウショッピングしていましたね(笑)。
 今でこそ、僕のほうが年上ですけど、当時の自分は20代半ばですから、道行く奥様は20代後半から30代半ばの方が多くて、なんか同世代の女性にはないフェロモンを感じてましたよね。いわゆるマダムな雰囲気。そういうイメージが強かったと思います。」

現在もよく訪れているそうですが、どんな楽しみ方をされているのでしょう?
「僕は買い物が大好きなんで、いろんなお店を覗いていることが多いですね。それにオシャレなカフェなんかも多いので、休憩するにも苦労しませんし。この街での僕との遭遇率は、とても高いでしょう。常にウロウロしていますから(笑)。
今のニコタマは、ライズができたことでさらに充実してきたと思います。多摩川沿いなので、自然にも囲まれているし、それでいて新しい商業施設もたくさんある。さらには、世田谷区は子どもが多いので、子育てに優しい街でもあるんです。どこのお店も子連れを前提に考えているので、嫌な顔されることもありませんから、家族で遊ぶにも最適だと思います。僕は試合で日本全国を巡っていますけど、初めて訪れた街では、必ず散歩をするんです。しかも目的地も決めずにブラブラするのが好き。  

変化を続けるニコタマの街は、来るたびに新しい発見があるのだということを力説するた棚橋さん。
変化を続けるニコタマの街は、来るたびに新しい発見があるのだということを力説する棚橋さん。
自然に囲まれながらも都会であり、子育てにも優しい二子玉川。「意外と懐が深くて万能な街だと思うんです」
自然に囲まれながらも都会であり、子育てにも優しい二子玉川。「意外と懐が深くて万能な街だと思うんです」



ゆっくり歩くことで初めて気づけること、初めて見える景色というものがあると思うんです。僕はそういった景色を大切にしています。  みなさんもニコタマに訪れたら、ぜひゆっくり散歩してみてください。きっと、ニコタマにしかない魅力というものがみつかるはずです。」

次世代のプロレスラーを育てるには、
まずはプロレスラーが憧れの対象でないといけない。

 「100年に一人の逸材」や「愛してま?す!!」など、チャラ系キャラクターで多くのファンを虜にしてきた棚橋さん。そもそもプロレスを始めたきっかけは何だったのでしょう?
「もともとは弟が『ワールドプロレスリング』(テレビ朝日系列)の放送を観ていて、一緒に観る内に僕が魅了されたのがきっかけです。当時の僕は野球をやっていたのですが、なかなかうまく行かなくて自分に自信がもてませんでした。そんなときに、試合で何度倒れても立ち上がるプロレスラーの姿を観て、感銘をうけたんです。精神的にも肉体的にも強い男としての象徴にみえました。自分もプロレスラーになれば自信がもてるようになるんじゃないか?という流れですね。」

プロレスで活動を続けるなかでもターニングポイントと呼べるような時期はありましたか?
「いろいろありますよ。プロレスとは違う路線で格闘技ブームがきたときとか。でも、レスラーとしてのターニングポイントは2006年くらいのブーイングの嵐でしょうか。ヒールでもないのに、エースがブーイングを受けるなんてことは、これまでのプロレスではありえない現象です。正直、悩んでました。

 ところがあるとき、後藤 (洋央紀)に『僕、チャラい男は嫌いです!』って言われて、『あれ?俺ってチャラいの?』と初めて自覚したんです(笑)。
それなら、そのキャラクターを全面に押し出してみよう!とした結果が今。チャラ男に振り切ったことで、プロレスラーとしてのキャラクターが確立されたんです。元々の性格に要素があったから、自然に振る舞えるというのは大きかったですね。無理なキャラクターづくりをしていたら、恐らくどこかで破綻してしまい、長続きしなかったでしょう。ありのままの自分を受け入れてもらえることって、素直に嬉しいことです。観客は目が肥えているから、嘘はすぐにバレてしまうんですよ。」

ニコタマの景色を眺めながら、プロレスへの熱い思いを語ってくれました。
ニコタマの景色を眺めながら、プロレスへの熱い思いを語ってくれました。
左肩剥離骨折と二頭筋断裂で復帰に向けてリハビリ中。怪我はレスラーの勲章とはいえ、無理は禁物ですよ!
左肩剥離骨折と二頭筋断裂で復帰に向けてリハビリ中。怪我はレスラーの勲章とはいえ、無理は禁物ですよ!


今後の展望を教えてください。
「何よりも次代のプロレスラーを育てていきたいですね。そのためには、入門してきた子たちを鍛えるだけでなく『入門したい』と思う子たちを増やさないといけません。
今はいろいろなことをやらせていただいていて、最早プロレスラーとは関係ないことまで増えてきました(笑)。でも、プロレスラーが憧れの対象にならないと、プロレスをやろう!とは思わないですよね? だから“プロレスラーの可能性”を多くの子ども達にみせていきたいんです。」

写真:ボクダ茂

棚橋さんがオススメするニコタマのスポットはこちら

 
棚橋弘至
Myprofile
棚橋弘至(たなはし ひろし)

1976年、岐阜県大垣市生まれ。 大学時代からレスリングを始め、98年2月に新日本プロレスの入門テストに合格。99年に立命館大学を卒業し、新日本へ入門。 2006年に第45代IWGPヘビー級王座獲得後は 通算最多防衛記録(28回)、連続防衛記録(11回)、最多戴冠記録(7回)を樹立し、自他共認めるエースとして君臨する。仮面ライダーをこよなく愛し、自身のキャラクターやプレイスタイルにも色濃く反映されていて、老若男女問わずに愛されるキャラクターで人気を博す。
Information
■真夏の祭典「G1 CLIMAX 26」



新日本プロレス最強の男はダレだ?! 
毎年恒例の真夏の祭典「G1 CLIMAX 26」が開催!最終戦に向けた3連戦で、両国の街が熱く燃えたぎる!

8/13(土)の第3試合では、棚橋弘至&小島聡&KUSHIDAvsSANADA&BUSHI&ジェイ・リーサル組が実現。L・I・Jとリーサルの無軌道トリオの行方は? さらに、リーサルのROH世界王座への興味を公言している棚橋やKUSHIDAとの絡みにも注目だ。


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