マイホームタウン インタビュー 杉咲花 東京新聞 ほっとweb
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今月の水先案内人 今回のゲストは、いま最もホットな若手女優の杉咲 花さん。
東京新聞のイメージキャラクターも務める彼女に、お気に入りの街である渋谷の中でも"奥渋"を紹介していただきました。

役作りを意識しすぎると、なんだか嘘が混ざってしまうような気がするんです。

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プライベートでもよく訪れていた渋谷のミニシアター、アップリンクにて。

 第40回 日本アカデミー賞で最優秀助演女優賞と新人俳優賞を受賞し、話題作にも続々と登場している杉咲 花さん。今最も旬な若手女優である彼女に、仕事に関する心構えやお気に入りの街について伺います。今回はプライベートでも訪れているというお気に入りの映画館にて、独占インタビューをさせていただきました。

 普段はどんな映画を好んで観られるんでしょうか?
「ジャンルにこだわりはないですね。そもそも、小さい頃は根っからのテレビっ子だったので、映画はあまり観ていなかったんです。女優を目指したきっかけも、テレビで志田未来さんの演技に魅了されたからです。でも、自分が女優として映画に出演させていただいたとき、"映画" というものを改めて意識するようになりました。
 それからは、幅広くいろんな作品を観るようになりました。とはいえ個人的な好みでいえば、ヒューマンドラマ系の作品が好きです。」

 演技をされるうえで心がけていることってありますか?
「現場ではなるべくフラットでいようとしています。もちろんいただいた台本を読み込んで、シチュエーションもセリフも全部覚えていきますが、本番のときに一度全部リセットするというのでしょうか。
 自分は台本を読んでいるので、当然ながら先の展開を知っている。でもそれを意識して演技をすると、どうしても計算してしまいそうになるんです。次の相手のセリフの後に、自分はこういう感情でこういうリアクションをするんだ、と身構えてしまう。
 そこには、なんだか嘘が混ざってしまうような気がしてしまって。
 映画の中の登場人物は、先の展開を知らないはずなんです。
 だから、なるべく自分が演じる人物の気持ちをフラットに表現できるよう意識しています。」
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    演技をする上で意識しているのは、なるべくフラットで望むことだという杉咲さん。

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    映画や演技について語る表情は、女優というよりももうすぐ20歳を迎える普通の女の子に様に自然体。

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    時間を作って劇場まで足を運ぶ "映画" は、やはり特別なものに感じるのだそう。

俳優としても声のお仕事をするとしても、演技するうえであまり違いは意識していません。

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芸術性が高かったり、メッセージ性が強い映画はミニシアターでしか観れないため、劇場におかれたチラシはこまかくチェック!

 これまでのお仕事のなかで印象的なものやターニングポイントになったものという作品はありますか?

 「正直、まだ自分が "女優" であることに対して自信を持てていないので、作品に対しては常に勉強しながらという感じです。
 ただ、今の事務所にオーディションで合格したときは嬉しかったです。憧れの方と同じ事務所に所属できたという意味では、私のスタートラインだと思っています。とにかく今は、自分がやりたいことをやれているということは、とても幸せだと思っています。ただ、自分の中の課題が山積み状態なので、それを一つずつ消化していくことが大切だと思っています。」

 声のお仕事もされていますが、通常の演技と声だけで演技するのでは、何か違いはありますか?

 「通常は役柄に合わせて衣装やメイクをしていただいて演技をするのですが、アフレコは私服ですし、録音スタジオでの収録になるので環境の違いはあります。ただ、演じるうえでの意識に違いはないですね。今まで通りのアプローチで演じるようにしています。」

 東京新聞のイメージキャラクターを務めて、まわりから反響はありましたか?

 「ありました。CMの後はいろんな方から声をかけていただきましたし、何より自分の家に、東京新聞の「ためしよみ」のハガキが届くんです(笑)。
 自分の元に自分のハガキが届くので、とても新鮮が気持ちになりました。
 そのハガキを見た友人からも、『届いたよ~』って連絡がきます(笑)」
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    高級住宅街である松濤にほど近いので、都心でありながら閑静な雰囲気を持つ奥渋。

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    「代々木公園が近いので、天気が良ければお休みのときのお散歩コースとしてオススメです」

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    「奥渋は静かですけど、お洒落なスポットが多くてお気に入りのエリアです」

写真:ボクダ茂

PROFILE

マイホームタウン インタビュー 杉咲花 プロフィール 杉咲 花 ( すぎさき はな)
1997年10月2日まれ、東京都出身。
味の素「Cook Do」のCMで「回鍋肉を食べる少女」として話題になる。2016年、NHK 連続テレビ小説『とと姉ちゃん』でヒロインの妹美子を演じ、映画『湯を沸かすほど熱い愛』では、第40回日本アカデミー賞最優秀助演女優賞をはじめ、報知映画賞やブルーリボン、キネマ旬報ベストテンなど数多くの映画賞を受賞。