マイホームタウン インタビュー 中越典子 東京新聞 ほっとweb
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今月の街先案内人 今回のゲストは女優の中越典子さん。上京してきて初めて暮らした街である「祐天寺」の魅力を、当時の思い出とともに語っていただきました!

芸能界を目指すまでには、紆余曲折がありました。

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 2003 年にNHK の連続テレビ小説「こころ」で主人公のこころ役を演じたことでブレイクを果たした中越典子さん。順調に女優業のキャリアを重ねてきているイメージの彼女も、デビューからしばらくはなかなか日の目を見ることがなかったのだそう。そもそも、この業界を目指したきっかけは何だったのでしょう?

 「これ!というきっかけがあるわけではなく、いろいろなことの積み重なりなんです。でも、最初は高校生の頃。芸術クラスに在籍していて、絵画の授業があったんですけど、模写するための写真を同じ生徒でカメラが趣味の子が撮ってくれたんです。それが、キレイに撮ってくれていて。それを見たときに、撮られることへの興味が沸いたのを覚えています。とはいえ、芸能界を目指そう!というほどには至りませんでした。
 その次はジュエリーのデザインを学ぶために上京したとき。東京で美容院のカットモデルのアルバイトをしていたんですけど、あるスタイリストさんに、それまでずっと長かった髪をバッサリと切り落とされて、ショートカットにセットしていただいたんです。そのとき初めてプロのメイクと、本格的なスタジオでの撮影を経験しました。その写真が女性誌のページでそれなりの大きさで扱っていただけたんです。その誌面をみて、再び業界への憧れが湧き上がりました。その時に、ようやく自分でオーディションを受けてみようと決心したんです。」
 これまでのお仕事のなかで、ターニングポイントや印象に残っているものはありますか?

 「ターニングポイントといえば、やっぱり NHK の連続テレビ小説『こころ』ですね。 『こころ』に出演させていただいて、とても多くのことを学ばせていただきました。 それがあってこその、今の自分だと思います。それまではオーディションも全然受からなくて、ホントに『もう辞めようかな…』と思っていたんです。あの頃は、オーディションに向かう前に、行きつけの喫茶店でお気に入りの窓際の席でコーヒーを飲んでからいく!という験担ぎをしていました(笑)。 」
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    インタビュー中は、女優でありながらも終始自然体で、満面の笑顔をみせてくれる中越さん。その気取らない姿勢が人気の秘訣かも?

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    デビューのきっかけを伺うと、飾らずにありのままを語っていただけました。

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    インタビュー場所がカフェの一角だったので、「もしやドッキリ?」と用心されていて、現場は大爆笑。確かにソレっぽい雰囲気でした。

自分が舞台に立っている姿を、いつか子どもにも見せておきたい。

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・KU-COROISSANT 銀座サロン(クークロワッサン):03-6288-7747
・Coutulife ( クチューリフ ) :03-5474-8427

 印象に残っているお仕事はたくさんありますが、結婚して出産する前に出させていただいた井上ひさしさんの『藪原検校』という舞台は特に印象に残っています。栗山民也さん演出で、野村萬斎さんと共演させていただきました。
 そのときに、野村萬斎さんのプロとしての姿勢に触れたのは、とても大きな経験です。正直、稽古も本番もとても大変でした。だからこそ、とても充実した時間を過ごせたと思います。今でも素敵な時間と空間だったなぁ、と思い返すことがあります。
 今は子どもが小さいので、24時間つきっきりですけど、もう少し大きくなってきたら、また舞台に上がりたいという気持ちはありますね。
 舞台は、お客さんの前で、毎回が一発勝負で、それを毎回こなさないといけません。そういうときって、自分のアンテナが目一杯広がっているのが実感できて、達成感もひとしおです。
 そうやって頑張っている姿を、子どもにもみせておきたいですし、何より女性ってやっぱり人に観られるとキレイになれると思うんです。旦那さまや子どもにとっても、妻や母がキレイなのって嬉しいことじゃないのかな? 他人の視線は、女性を美しくするエッセンス!」
 結婚される前と後では、どんな変化がありましたか?

 「同じ役者さんとの結婚だったので、とても助かっています。仕事に対する理解もあって相談がしやすいんですよね。それに、台本の読み合わせも自宅でできちゃう。(笑) あと、お互いの友人や知人を通して、人とのつながりも増えましたね。
 反面、旦那さんの知り合いの方とお仕事をする場合に、プレッシャーはかかるようになったかな? 普段のお仕事も気を抜いているわけではないですけど、自分の粗相で相手に迷惑かけたくないですから。」
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    商店街には、ときおりお洒落なカフェが登場します。範囲が広いので、気づきにくいのですが、実はお洒落なカフェ率はかなり高め。

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    商店街の道が広めなので、お店が密集している感じにならず生活感は控えめな雰囲気。そこが女子ウケするポイントかもしれません。

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    地名にもなっている祐天寺は、厳かな空間で心が落ちつくパワースポット。地元の方のみならず、多くの人が訪れます。

写真:ボクダ茂

PROFILE

マイホームタウン インタビュー 中越典子 プロフィール 中越典子
1979年生まれ。佐賀県出身。
女性ファッション誌のモデルとしてデビュー。2003年に NHK 連続テレビ小説「こころ」に主演し、一躍注目を集める。以来、TV・舞台・映画・CM・ナレーションと幅広く活躍している。近年の主な出演作としては映画『関ヶ原』(17/原田眞人監督)、ABC・テレビ朝日系『必殺仕事人シリーズ』、テレビ朝日『警視庁捜査一課9係シリーズ』などがある。

<公式インスタグラム>
https://www.instagram.com/nakagoshi_noriko.official/