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  • 菊川 怜 × 表参道

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表参道が私のホームタウン
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今月の水先案内人菊川怜
今月の街先案内人
今回のゲストは女優の菊川怜さん。デビュー前から事務所のレッスンに通い続けた思い出の地、表参道で独占インタビューを行いました。当時のエピソードやオススメスポットの情報も満載です!
準備も含めて、その時に自分が
出来るベストを尽くすこと。
 東京大学在学中にスカウトされ、モデルとしてデビューを果たした菊川さん。その後は女優としてドラマや舞台、CM、バラエティ番組、報道番組のキャスターなど、活動される場はとどまることを知りません。そんな菊川さんに、思い出の街"表参道"でお話を伺いました。

そもそも、この業界を目指したきっかけは何だったのでしょうか?

「直接のきっかけは大学生のときにスカウトされたことですけど、業界への興味ということであれば高校生の頃に遡ります。ちょうど近所にレンタルビデオ店ができて、映画にハマってしまったんです。ただ、当時は自分が演じるというよりも、映像自体に興味を惹かれていました。もともと理系の人間ですし、時代的にCGが最新映像として流行しだしたころですから(笑)。
 そういった気持ちが、スカウトされたことを後押ししたのは間違いないと思います。
 私の場合、人生におけるターニングポイントのようなものはなくって、全ては"過去の積み重ね"の上に今の自分がいるという意識なんです。
ですから、特別な仕事というものもなく、全てにおいて『その時に出来るベストを尽くそう!』という気持ちだけで取り組んでいます。もちろん演技のお仕事であれば、セリフを覚えることや、役作り的なバックボーンの深掘りもしますし、キャスターのお仕事であれば、社会情勢についての下調べも念入りに行います。私は何かに特化したプロフェッショナルではないので、それぞれの分野において常に全力を尽くしていないと失礼にあたると思うんです。それと気をつけているのは『現場を楽しむ』ということ。ちょっとネガティブな気持ちのときも、ポジティブに切り替えられるよう、自分に言い聞かせています。」

インタビューに、終始笑顔で受け答えしてくれた菊川さん。理路整然としたコメントはさすが理系女子。



歳を重ねた今だからできること。
年齢に合った役立ち方を意識したい。

(衣装協力)ポール・スチュアート 青山店 03-3406-8121

バラエティに報道、舞台にドラマと幅広く活躍されていますが、自分に向いていると思う現場は?

「自分に向いているのかどうかの判断って、難しいですよね…。他人から見て『向いている』と思っていただけるものと、自分が『向いている』と思うものが一致するとは限らないじゃないですか?でも、純粋に楽しいという意味であればコメディっぽい現場かな。
 もう少し広く捉えるなら、緊張感に包まれた生放送の現場も楽しいと思います。 もちろんお仕事のジャンルによって、求められることも違えば楽しさも異なるので、一概に比較することはできないんですけど。それでも生放送の緊張感というのはちょっと別格かも知れません。

 舞台も一度きりという意味で似たような緊張感はあるんですけど、生放送はセリフや立ち位置が決まっているわけではないので、本当に臨機応変が求められるんです。」

今後のお仕事について、やりたいことや将来の展望はいかがでしょうか?

「さっきお話した通り、今の私はその時、その時を大切にしてきた『過去の積み重ね』の上に立っていると思うんです。ですから、これからも"今"という時を大切にしていこうかと。過去の積み重ねというのは、当然ですけど歳を重ねてきた結果ですから、今の年齢だからこそ、今の社会的立場だからこそできる役柄だったり表現方法なんかがあると思うんです。そういった身の丈にきちんと合わせたお仕事で役立てられたら嬉しいかな。
 というのが模範的な解答かも知れないんですけど、実は密かに野望というか願望があるんです。それは、『1曲でいいのでヒット曲が欲しい!』ということ。理想は、人の心に沁みるような昭和歌謡的なポップスです。どなたかプロデュースしていただけないですかね?(笑)」
  • 菊川 怜

    ケヤキ並木通りの交差点を移動中。「この並木道を歩くと、レッスンしていた当時を思い出します」。

  • 菊川 怜

    菊川さんもよく利用されているというカフェの前でもパチリ。「いかにも表参道という雰囲気ですよね」。

写真:ボクダ茂
PROFILE
  • 菊川 怜プロフィール
  • 菊川 怜

    女優。
    1978年2月28日生まれ。埼玉県出身。
    98年にモデルとしてデビューし、ファッション誌『Ray』の専属モデルとして活躍。同年、99年度東レキャンペーンガールに選出され注目を集める。
    2002年には『緑のクリスマス』でドラマ初主演を果たし、『真相報道バンキシャ!』でキャスターを務めるなど、活動の幅は多岐に渡る。2012年には『情報プレゼンターとくダネ!』の女性司会者に抜擢。現在、ドラマやバラエティ、CMなど幅広く活躍中。