繁華街の華やかさとは異なる、
オシャレを纏った街。それが西麻布。
小日向さんにとって、「西麻布」とはどんな存在なのでしょうか?

「在籍していた劇団『自由劇場』があったのが西麻布。ですから、僕の23~42歳までの19年間が詰まった街です。当時は芝居だけじゃ食っていけないから、当然バイトは必然で、僕は劇場の通りを挟んで向かいにあったゲイバーのボーイや、坂を降りたところにあるレズバーで賄いを作っていました。
 あるとき、そのレズバーにタモリさんと伴淳三郎さんが来店されて、チャーハンを頼まれたんですよ。それで何年か後に『笑っていいとも!』に出演させていただいたとき、ふとしたことでレズバーの話題になって、『俺、そこいったことあるよ!』なんてタモリさんがおっしゃるから、『そのとき和風チャーハン召し上がりましたよね?』と伺ったら、『あ~、食べたね。美味しかったよ。」なんて覚えてくれていて。思わず『あれ僕が作ったんです。』なんてこともありました。
 他にもゲイバーには、中村雅俊さんが来られたことがあります。実は僕は中村さんのコンサートスタッフをしていた時期があって、舞台袖でシャボン玉やドライアイスの煙出しをやっていたんです。ところが、ゲイバーでもショータイム中に舞台袖でドライアイスの煙を舞台へ送っている僕をみて、中村さんに『ここでもドライアイスかいっ!』って突っ込まれたりしてね(笑)。
 とにかく思い出が尽きない街です。

 西麻布という街は、昔から大人の雰囲気でお洒落なエリアだったんです。当時『ジョン・レノンとオノ・ヨーコが通り過ぎってたぞ!』なんて目撃例があったくらいで、ジョン・レノンが来日したときにフラッと立ち寄るようなクラブがあちらこちらに点在していましたから。
 六本木みたいな喧騒もなく、こじんまりとした美味しいお店がたくさんある。どことなく若者では遊べないような、ハイソな雰囲気を纏った街なんです。」
  • 1 赤のれん 西麻布本店
    赤のれん 西麻布本店

    昔ながらの豚骨ラーメンで、劇団員時代からよく通ったお店です。仕事柄、朝方でも入れるというのはとても重要なポイントでした。でも飲んだあとの締めラーメン、今は流石に厳しい(笑)。

    東京都港区西麻布3-21-24第五中岡ビル1F
    03-3408-4775
    11:00~翌5:00 日祭日定休


    お店のサイト
  • 2 アマンド 六本木店
    アマンド 六本木店

    六本木・西麻布界隈での待ち合わせのメッカ。お金のない当時は、もっぱら先輩に連れて行ってもらう専門でした。街が変わりゆく中、区画整理で少し狭くなってしまったけど、健在なのは嬉しい。

    東京都港区六本木6-1-26
    03-3402-1870
    月~木・日・祝/10:00~23:00
    金・土/10:00~翌3:00


  • 3 霞町 長寿庵 赤坂支店
    霞町 長寿庵 赤坂支店

    劇団員時代、最も通ったお店のひとつ。僕は二日酔いになるとお蕎麦が食べたくなるので、散々お世話になりました。今も残っているのは、美味しい証!みなさんも是非ご賞味あれ。

    東京都港区西麻布1-4-20
    03-3408-7528
    11:00~15:30/17:30~19:30
    日曜日・祝日定休


  • 4かおたんラーメン
    えんとつ屋 南青山店
    かおたんラーメン

    青山墓地のすぐ近くにあるとは思えない、印象的な建物ですけど、なかなか歴史のあるラーメン屋さんです。雲呑(ワンタン)ラーメンが人気で、優しくて甘みのあるスープがクセになります。

    東京都港区南青山2-34-30
    03-3475-6337
    月~木 11:30~翌5:00
    金・土 11:30~翌6:00 日曜日定休

PRESENT
  • サイン
  • 小日向文世さんのサイン入り色紙を抽選で
    1名の方にプレゼントします。
    応募締切:2019年1月29日(火)

    ※当選者の発表は発送をもって代えさせて頂きます

INFOMATION
古都、奈良に伝わる伝説の姫。日本の割れた家族はどこへいく。

太陽が三輪山からのぼり二上山に沈むこの奈良の地には、1300年以上の歴史を誇る寺がある。そしてそこに祀られる曼荼羅を一夜にして織り上げたという伝説の姫がいた。姫の生まれ変わりの香奈は、その土地の平凡な家庭で育つが、親に画家になる夢を拒絶されてから定職にもつかず、38歳になっても親と同居の実家暮らしだった。一見平凡な家族生活に結婚して家を出た妹の暁美が姪の樹月と出戻りしてきた。暁美が、香奈のニートな人生を否定し、家族のあり方に意見したことから家族生活に混乱をもたらす。そして香奈の前に現れた謎の青年が香奈を再び画家の世界へと導いたことから街全体を巻き込む大騒動へと発展していく。すると香奈の中に眠っていた姫の魂が目覚め始める。

奈良県で映画を作り続けている地域に根差した映画監督・塩崎祥平が、民俗学者で国文学者の折口信夫の小説「死者の書」をヒントに日本の家族のあり方を描いたドラマ作品。主演は元宝塚歌劇団宙組トップ娘役の陽月華。本作が映画初主演となる。また、小日向文世と竹下景子が夫婦役で出演。1300年以上の歴史を誇る国宝の當麻寺や日本最古の神社で知られる大神神社など、特別な許可と協力を得て、映画史上初の撮影で映画史に残る映像を残している。



2019年1月19日~有楽町スバル座ほか全国順次公開 監督・脚本:塩崎祥平
出演:陽月華、小日向文世、竹下景子、佃井皆美
    木下彩音、石井由多加 他

https://www.kazokuwari.com/ 

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