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    人型ロボットを好むのは
    日本人だけ?

    編集局経済部 妹尾 聡太

記者のつぶやき
妹尾 聡太

人型ロボットを好むのは日本人だけ?

編集局経済部 妹尾 聡太

 家庭用小型ロボット市場が盛り上がっているという。そんな話を聞き、関係分野を取材した。代表的な商品はシャープの「ロボホン」やソフトバンクの「ペッパー」など。ネットにつながり、人工知能(AI)を使って対話などの意思疎通ができる。
 その中でも顔や手足が付いた「人型」ロボットは、どうも日本での人気が突出しているらしい。米国では似た機能を持つ「AIスピーカー」がヒットしたが、あれに手や顔は付いていないのだ。

 人型ロボットが好きなのは日本人だけなのか。ある編集者は「日本人はひな人形などに命を感じてきた。ロボットアニメも影響している」と言う。 玩具メーカー社員は「海外には『人をつくれるのは神だけ』という宗教観があり人型ロボットの製造は抵抗感を持たれる」。 なるほど確かにそんな気がする。
 だがこれに対し、さらりと「欧米でも昔から人形を作ってきた」と反証を挙げたのが、著名なロボットクリエーターの高橋智隆さんだった。「単純に欧米が日本より遅れているだけ。そろそろ欧米も(人型ロボットの良さに)気付くと思います」と自信を込めた。
 米アマゾンは新たな家庭用ロボットを開発中という。その姿はまだ明らかになっていないが、日本人とロボットを巡る諸説に一石を投じるか楽しみだ。
※執筆記者の所属は2018年5月23日時点のものです。