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    片思いから、踏み出す一歩

    編集局生活部 今川綾音

記者のつぶやき
今川綾音

片思いから、踏み出す一歩

編集局生活部 今川綾音

「それ読みたい!LINEで送って~」。
ママ友に、PTAや発達障害について書いた記事の話をすると、たいていこう求められる。
「コンビニで買ったよ」と言ってくれるありがたい仲間もいるにはいるが、年間1桁台だ。

新聞を取っているママ友は少ない。実感としては1割いるかどうか。
この10年、レイアウト、企画、取材と、形を変えながら子育て面を担当してきた。
ずっと向き合ってきたのは、一番読んでほしい相手に届いていないという現実だ。

子育てで忙しい世代にとっては、多忙だからこそスマホは必需品。
ならば、そのスマホに届く形なら、読んでもらえるかもしれない。実験してみよう。
昨年5月、社内の有志4人で「東京新聞 子育て部」のフェイスブックページを始めた。

1日1本、子ども関連の記事を選んで投稿。
お出かけや料理の記事は意外に読まれなかったが、育児にまつわる「モヤモヤ」や家庭や学校で起こる事故の記事は、こちらが驚くほどシェアされ、広がった。
私たちの記事は、手元まで届きさえすれば、必要とされ、読まれると実感した。

より多くの方に記事を届けるため、試みは次の段階へ。
9月に子育てサイト「東京すくすく」をスタートする。
紙面では載せきれない深掘りした記事を発信するとともに「この制度、おかしいんじゃない?」「もっとこうだったらいいのに」という子育て世代の声を受け止め、一緒に考えていく場にしていきたい。
※執筆記者の所属は2018年8月22日時点のものです。