いずれ必ずやってくると言われている首都圏直下型地震。
あなたは、ちゃんと備えていますか?



数ある記念日のなかで、関東大震災を機に設けられたのが
9月1日の“防災の日“。
皆さんは、ちゃんと準備できていますか?
大震災型の地震の周期は約200~300年と言われています。
関東大震災から93年経過した今、大震災型の地震は
まだまだ先の話のように思えますが、
実はM7前後の直下型地震の周期は20~30年と言われています。
ちなみに、前回の千葉県東方沖地震が1987 年。
つまり直下型の地震はいつ訪れてもおかしくないのです。

そこで今回はちょっと趣旨を変えて、
首都圏直下型地震等の大規模な災害発生時に
現地対策本部が置かれる予定の東京臨海広域防災公園内にある
「そなエリア東京」にお邪魔して、防災について学んでいこうと思います!






というわけで、ゆりかもめ「有明駅」前にある「そなエリア東京」に到着!





「ようこそおいでくださいました。 今回は、大規模な地震が発生してからの72 時間を生き抜くため 『東京直下72h TOUR』を体験していただきます!」

実際に大規模な地震が発生した場合、
その後の72 時間は救助活動に注力するため、
ライフラインの復旧も含めて安全が確保されている生存者のアフターケアは、
どうしてもその次になってしまうものらしい。
そこで、その72 時間を生き延びるための知恵を学べるようにと作られたのが
「そなエリア東京」内で体験できる『東京直下72h TOUR』なのです。




それでは、はりきって取材スタート!
いったい誰が72 時間を生き延びれるのかっ!


まずは一人ひとりにタブレット端末が支給されました。


「なんかゲームみたいで楽しいね」


「こどもにも興味をもってもらいやすそうだし、こうやって
ゲームみたいに体験したことって忘れなさそう」

「72時間後の隊員がちゃんと生き残れているか勝負だな」
タブレットの画面には設問が設けられていて、
それを選びながら進行していくようです。

「途中でカメラを使用したAR での設問も出てくるので、
カメラが起動しているかチェックしてみてください。」


タブレットのカメラで壁面に描かれたARマーカーを読み取る一同。


さて、タブレットの準備が済んだら、いよいよ体験ゾーンに突入です。
体験のスタート地点は、エレベーターホール。
ここで、シチュエーションの説明を受けます。
何時、何処でどんな状態なのか? という設定の確認も。


今回のシチュエーションは冬の夕方6時で、
駅ビルのエレベーターに乗っているときに震災にあったというもの。
というわけで、エレベーターに乗り込みます!


乗り込んで間も無く、エレベーターがガクンと揺れる!
そして最寄りの階で緊急停止したエレベーターの扉が開きました。


暗い通路へと進む隊員たち。
「うぉ~。暗いよ~。怖いよ~。」


避難経路の案内板に沿って移動すると…


廃墟と化した街並みがっ!


早速タブレットをチェックして、
表示された指示に合わせて行動を開始する一同。


倒壊寸前の建物の前へ進む角田隊員。


どうやらここで問題が表示された模様。
指示された場所にはARマーカーが貼ってあり、
それを読み取ると問題が表示される。


タブレット端末毎に、指示される場所は別々。
飯塚隊員は倒壊したビル。


当然ながら別の問題が表示された。
「やばい。思ったよりも微妙な設問で、正直悩むわ。」


途中で合流した豊本隊員と角田隊員。
「これドッチ選んだ?」(角田隊員)
「勝負なんだから聞いちゃだめだろ。」(豊本隊員)


それぞれが問題を解き終わり、隊員たちは再現被災地ゾーンの終点に集結。
被災した場合のシミュレーション動画を
大スクリーンで鑑賞します。
コレを観たら、本当に怖くなっちゃった……。ごくり。


いよいよ隊員たちの生存率が判明!
いったい誰が生き残れるのか! !


再現被災地ゾーンを通過すると、今度は再現避難場所・避難所ゾーンに到着。
ここでは実際に避難場所で使用された道具の展示や、
避難所ならではの日用品の活用方法などが学べます。




自治体が防災用に準備している備品の展示。
さすがに個人では揃えられないような装備がたくさん。


避難所で実際に使用されていた道具類も展示されています。




地震体験もできます。
画面と起震機によって、地震の揺れを体感。




想像以上の揺れに、素で驚く豊本隊員と角田隊員。




「コレ、あかんタイプの奴やわ…」
なぜか突然関西弁になってしまった角田隊員…なんでやねん!

さてさて、防災体験ゾーンを終えて、
いよいよ72 時間サバイバルの結果発表!






40点
あなたは体調が悪くなり、入院しました。

「これじゃ、仕事中に被災したら
家族の元に帰れないかも…悔しい~」





40点
あなたは体調が悪くなり、入院しました。

「家族と一緒だとしても、これじゃあ家族を
守れない…
許してくれポンチョ。」





80点
あなたは無事72 時間生き延びました。

「キタコレ! どんなことがあっても
家族と共に生き抜く!
これぞ頼れる男の姿でしょ。」


というわけで、この勝負は豊本隊員のひとり勝ち!
でも取材はコレでは終わらないのです。
せっかくお邪魔したからには、
しっかり防災知識を学んで帰ろうではありませんか!


日用品を活用して、
避難所ならではの便利グッズを作成してみよう!


防災体験ゾーンを経て、探検隊が次に向かったのは防災学習ゾーン。
防災に関する知識や被災したあとに必要となる知恵なども学べます。



「災害発生から72時間内では、まだ水道や電気などのライフライン
が復旧していない場合もあります。もちろん物資も不足がちですから、
無駄なく周りのものを利用することが大切なんです!」


例えばライフラインが復旧していない場合、水はとても貴重。
そんなときはお皿に食品用のラップを巻いて洗う水を節約!




例えば、飲み終わったペットボトルを椅子やベッドにするなど、
普段は捨ててしまうものも災害時には大切な資源に。




ペットボトルチェアの実物も展示されていました。
ただし、これにも欠点が…
「同じ形状のボトルでないと凸凹しちゃうね…。
あとイロハスみたいな柔らかいボトルは多分向いていないかと。」



次は実際に作ってみるコーナー。
小学校の工作の授業を思い出してやってみましょう!




飯塚隊員はビニール袋をチョキチョキ。
何ができるのかな?




合羽が完成!




豊本隊員は新聞紙を折り折り。
何ができるのかな?




食器が完成!
「ビニール袋を被せて使用すれば汁物でも大丈夫!」




角田隊員も新聞紙を折り折り。
何ができるのかな?




新聞紙を折り折り。




新聞を折り折り…

「何回やり直してるの?!ちゃんと手順の写真を観なさいよ。」




どうにかこうにか
スリッパが完成!




思いっきり指先が飛び出してますけど…




「この手順にある2 番のところを抜かして進んでたから、
何度もやり直して破れちゃった…。意外と難しいよ…」


本物だけが持つ迫力!
“緊急災害現地対策本部” としての姿を拝見。

次に案内していただいた場所は、
某怪獣映画に登場したことで有名となったアレです。
緊急災害現地対策本部が設置されるオペレーションルーム!

映画のシーンではこのオペレーションルームを使用して、
実際に稼働したときの状況を忠実に再現されたのだとか。


「ゴジラって災害扱いなんだ…」(飯塚隊員)
「タイトル言っちゃったよ、この人」(豊本隊員)
「実際に出現したらどう対処するのかって、
石破元大臣もよく話題にしてるじゃない」(角田隊員)



「さきほどまでは国土交通省の管轄でしたけど、
ここは内閣府の管轄になるんですよ!
同じ建物の敷地内で管轄が跨いでいるんです。」

このオペレーションルームは、
一部映画マニアの聖地として崇められているそうです。
ちなみに緊急災害現地対策本部らしい設備がもうひとつあるとのことで、
次に案内された場所は…


階段を登りまして


ズドーンっとヘリポート!



「ここは海岸沿いの埋立地ですけど、公園の園池は海抜約8mとなっています。ちなみに、東京湾奥の津波の想定は3m程度。
立地的に陸路、海路、空路と全てにおいてカバーできるので現地対策本部の場所に選ばれたんです。」

今回も室内ばかりの撮影だったので、
貴重な屋外写真として記念にパチリ。


さらに施設のエントランスにもどって、
そなえカフェと休憩スペースでもパチリ。


ちなみに、この売店では防災グッズが購入できます!

「体験学習した後だと、意識が高まってるから
ついつい買っちゃうね。 備えあれば憂い無し!」



施設を一通り案内していただいたので、
ここで改めて今回の検証結果を発表!



今回、探検隊3名のうち、健康な状態で生き延びたのはわずか1名、
豊本隊員のみ。
飯塚隊員と角田隊員は、そろって入院生活を余儀なくされてしまった…。
72時間というと短いように思えるものの、
冷静に考えれば丸3日間という長さ。
物資も不足しているなかで、体調を崩さずに生活するというのは
なかなか難しいということが判明しました。
とはいえ、これは何も勉強しない状態での生存確率。
正しい知識をもっていれば、当然ながら生存確率は高くなるし、
まわりの人たちの生存率にも大きく影響するはずです。
みなさんも防災意識を高めて、
来たる首都直下地震に備えようではありませんか?
その第一歩として、「そなエリア東京」にぜひ訪れてみてください。




「災害時の対応は時間との勝負ですし、臨機応変が求められます。
常日頃、防災を意識して準備することの大切さを痛感しました。」


「知っていれば簡単に解決できるトラブルというもの少なくなかった…。だからこそ知識の大切さを知ることができたと思います!」


「今回のシチュエーションではなんとか生き延びることができて一安
心。とはいえ、実際に地震が起きた時に今回と同じ状況なわけはな
いので、気を引き締めて防災を心がけようと思います!」


って、
真面目かっ!



今回の探検エリア
「そなエリア東京」
国の災害応急対策の拠点として整備された東京
臨海広域防災公園内にある防災体験学習施設
です。今回紹介している「東京直下72h
TOUR」は、予約なし(団体は要予約)で参加できるので、ぜひチャ
レンジしてみてください。ご家族やカップルにお
すすめですが、もちろんお一人でも大丈夫!

東京都江東区有明3-8-35 
03-3529-2180  
9:30~17:00(入場は16:30 まで)
休館日 月曜日・年末年始
(月曜が祝日の場合は開館し、翌日休館)
http://www.tokyorinkai-koen.jp/sonaarea/ 

Information
東京03『第17回東京03単独公演「時間に解決させないで」』
2015年11月~2016年2月に行なわれた「時間に解決させないで」全国ツアー (全国8ヵ所、全20公演)の最終追加・神奈川公演をDVD化!! 特典映像には、追加公演だけで披露された「おまけ公演」(飯塚編、豊本編、角田編)全3公演を収録!

http://contentsleague.jp/tokyo-03/1300.html