ほっとWebHOME > 東京新聞の楽しみ方 > 「東京新聞」ってどんな新聞かしら?
東京新聞って、どんな新聞なの?
 東京新聞の正確さ、こうしてチェックしています!
世の中には数え切れない情報があふれています。インターネットの世界を覗けば、
ホームページやSNSを通じて、さまざまな人やグループが情報を発信していて、
クリック一つで読めます。では、そうしたネット情報と東京新聞が
紙面を通じて日々お届けしている情報との違いは何でしょうか?
『その違いは、ファクトチェックの有無です』
情報がスクリーニングされている、つまりふるいにかけられているかどうか。
ニュースの価値を誤りなく判断しているかどうか。
選んだ情報の裏付けを取って信ぴょう性を確かめているかどうか。
原稿が正しい日本語になっているかどうか。見出しが的確かどうか。
そうした毎日の厳しいチェックを経て、新聞は初めて商品になり、
皆さまのご自宅のポストへと届けられるのです。
編集局次長 加古陽治
「本当のこと」を伝える新聞
具体的な例を挙げましょう。安倍晋三⾸相と⽶国のトランプ⼤統領が2018年9⽉に会談し、新たに2国間の関税交渉を始めることで合意しました。安倍⾸相は記者会⾒で、これは「⽇⽶物品貿易協定(TAG)」の協議であり、⽶国が要求してきた「⾃由貿易協定(FTA)」とは「まったく異なる」と説明しましたが、東京新聞は最初から「実質FTA」と報じました。安倍⾸相が国会答弁で⽇⽶のFTAを否定してきたため、別の⾔葉をひねり出して、つじつまを合わせたという背景事情も報じています。実際、⽶⾼官はその後の記者会⾒で「FTAの交渉を始める」と明⾔しました。
もし発表通り報じていたら、読者は実態と異なる構図を信じ込んだでしょう。
私たちは、政府などの発表を真に受けてそのまま流すのではなく、疑問をぶつけたり、別の⾓度から補⾜取材をしたりして事実を探ります。記者の取材が⾜りなければ、デスクが指⽰をして、さらに内容を深めます。そうしてプロの記者が⼿間暇を掛けて紙⾯になる新聞記事は「歴史の最初の草稿」であり、成熟した意思決定のために⽋かせない「⺠主主義の⾎液」です。
東京新聞の記者たちは、責任と使命感を持って「本当のこと」を伝えようとしています。
核心デスク長 嶋田昭浩
真相や背景に迫る「核心」
「なぜ、そうなるのだろう?」「これって、おかしいよね」。公文書改ざん、障害者雇用水増し、朝鮮半島情勢、「貿易戦争」・・。日本や世界を揺るがす日々の重大ニュースの真相や背景、いわば出来事の「核心」に迫り、分かりやすく読み解く大型の記事が朝刊の「核心」です。難しい言葉を並べて煙に巻くのでなく、できるだけ平易な表現を用い、物事の基本に立ち返っての分析・解説を心掛けています。
校閲部長 鈴木泰彦
紙面の品質を管理する
情報を売り物にしている新聞社に、誤りは絶対に許されません。とはいえ、作っているのは人間ですから、うっかり間違えてしまうことがあります。
それを拾い出すのが校閲部の役割。記事に登場する人や施設の名前は正しいか、誤解を招くような表現になっていないか。締め切り時間が過ぎるその瞬間まで、何度も何度も読み直し、資料を調べて書かれている内容と照らし合わせます。
手間はかかりますが、大切な作業です。皆さんの信頼に応える新聞であるために。
整理部長 鎌田滋
ほかの新聞とは違う1面
新聞ってどれでも同じ、と思っていませんか?東京新聞は違います。政府や企業の発表に頼らない調査報道、地元密着の首都圏情報。特に1面は東京新聞の顔。その日イチ押しのニュースを各部が持ち寄り、意見を戦わせながら構成を決めています。
読者の皆さんから寄せられた情報を取材で掘り下げた「ニュース読者発」がトップを飾ることもしばしばです。残り少ない「平成」のあの日あの時を振り返る「平成のことば」も始まりました。
新聞紙面は、現場での取材や撮影をする、
記者やカメラマンによって作られていると言っても過言ではありません。
各紙面を、日々支えている各部署の現場の声をご紹介します。
社会部長 杉谷剛
人間を描き、政官財界の不正を追う
人生の喜怒哀楽を伝え、社会問題を現場で追い、政官財界の疑惑や不正を調べて明らかにする。どれも社会部が目指すところです。取材テーマは多岐にわたります。災害、事件・事故、ヒューマン・ストーリー、社会問題、調査報道、憲法、教育、原発、皇室、訃報……東京の地元紙として都政や都内各地のニュースを多く伝えるのも重要な役目です。
社会面にはごった煮のように記事が詰まっています。私たちはいま、どんな社会や時代を生きているのか、人々はどんな夢や思いを抱いて生きているのか。大小の記事を通してそれが少しでも読者の皆さまに伝わることを願っています。「毎朝新聞を開くのが楽しみ」と言ってもらえるよう頑張ります。
こちら原発取材班キャップ 小川慎一 
毎週水曜は原発の話題を
「原発って難しいんでしょう?」「東京電力福島第一原発は今どうなっているの?」。毎週水曜日、そんな疑問に巨大なグラフィックを使ったカラー紙面で答えていくのが、このコーナーです。
福島各地の放射線量マップや首都圏の放射能データは、取材班自ら現場で線量を測り、東京湾や河川、沼の底にたまる泥や砂を採取して分析も。事故の収束作業が続く福島第一原発を記録するため、半年に一度はヘリコプターで上空から写真や動画の撮影を続けています。
取材班のホームページでは、紙面に掲載できない動画のほか、全国の原発の最新の状況を知ることができます。原発の話題を毎週定期的に読める新聞は他にない、と自負しています。
政治部長 清水孝幸
政治を生活者の視点で
堅くて、難しくて、遠いところでやっているものー。政治というと、そんなイメージだと思いますが、実は、身近な暮らしに直結することをたくさん決めています。法案や政策が私たちの生活をどう変え、どんな影響を与えるのか、そうした視点の記事に力を入れています。
総合面には政治ニュースだけでなく、国際ニュース、経済ニュース、そして、原発のニュースなど、盛りだくさんの記事が載っています。どの記事も政府や政治家、企業など「権力者」の発表をそのまま伝えるのでなく、正しい事実か、裏に隠された意図はないのか、常に疑い、検証するようにしています。ホントが分かる記事をお届けします。
外報部長 白石徹
足で稼いだ国際ニュース
国際面はちょっと堅いイメージですが、読み応えは十分です。ネット社会は世界を一気に近づけました。知りたいことを検索すれば、すぐに分かる時代。それでも、海外で暮らしてみないと見えない実態はまだまだたくさんあります。世界の主要都市11カ所を拠点に働く18人の精鋭が、自分の足で稼いだホットな話題を届けています。
中でも30年近く続いている夕刊特集面「世界の街」は好評です。海外で生活し、旅する記者たちが感じた率直なコラム。毎週6本の記事を掲載しており、「ヘェー、そんなことがあるんだ」と読者の好奇心を刺激します。もちろん毎朝の国際面も力作ぞろい。東京新聞を読んで世界の鼓動も感じてください。
特報部長 田原牧
「物議を醸せ」の精神で
なにかと生きづらいというか、息苦しい世の中だと思いませんか。少し歯切れのいいことを口にすると、すぐ炎上するし。ちなみに「こちら特報部」は、本紙の中で最も炎上しやすいページです。「物議を醸せ」の精神で、扱うテーマは政治、経済、海外ニュースからスポーツ、サブカルと森羅万象全て。「本音のコラム」など、外部の有識者による舌鋒鋭い寄稿もときに火に油を注ぐことに。毎年恒例のエイプリルフール記事にも「いいかげんにしろ。購読をやめる!」なんてお怒りメールが舞い込みます。本当に疲れる…。
それでもページを開いて、読者の方にちょっと深呼吸をした気分になっていただきたい。それが私たちの心からの望みなのです。
首都圏編集部長 中根英之
暮らしに密着した地域版
東京新聞の地域版は、皆さまの暮らしに密着したニュースをお届けしています。
展覧会や講演会、祭り、スポーツなどのイベント紹介はもちろん、それに携わる人たちのドラマも取材して、人々の息づかいが聞こえる紙面を作っています。原則カラーで季節ごとの自然の表情などを生き生きと伝えています。
また、「メトロポリタン面」は都県境を超えて1都7県をつなぎ、首都圏全体を「地元」にした話題をお伝えしています。
生活部長 稲葉千寿
「生きること」に関わるすべてを
「家族」「働く」「健康」「介護・シニア」「家計」「子育て」「衣食住」と、曜日ごとのテーマを掲げていますが、生きることにかかわるすべてが生活面のテーマです。
時代の変化、社会の新しい出来事を追う新聞を読みながら、かけがえのない日常を送る読者の皆さまに、今日の暮らしを支える情報、明日の暮らしを彩る工夫をお伝えします。「あけくれ」「ねえねえちょっと」など、何げないエピソードや生きていく知恵を分かち合っていただく読者投稿欄も充実しています。
運動部長 谷野哲郎
「人を伝える」スポーツ面
スポーツが持つ魅力や素晴らしさを、読者に伝える。それが運動面です。野球、サッカー、相撲といった各競技を専門的な視点で紹介します。
今は結果に関する情報がインターネットで簡単に手に入る時代。ただ、試合の模様を書くのではなく、一つのプレーに隠されたストーリーを掘り起こすこと、挑戦する人の思いを伝えることを大事にしています。
五輪、サッカーW杯などの世界的なイベントは腕の見せどころ。2020年東京五輪・パラリンピックに向け、東京新聞で最も「人を伝える」面でありたいと考えています。
TOKYO発デスク長 榎本哲也
東京の息遣いを伝える
主要ニュースは一面、東京や首都圏の地域ニュースのトップ記事を裏一面こと「TOKYO発」に載せるのは、東京新聞ならでは。都心のビジネス街、下町の商店街、緑豊かな多摩地区、伊豆・小笠原の島々。トレンド、伝統、国際性、日常、非日常。あらゆる表情を持つ東京の、人々の息遣いをお届けします。
著名人がリレー形式で執筆する「私の東京物語」、週末の街歩きに便利な「東京どんぶらこ」もお楽しみください。
写真部長 星野浅和
朝刊に100枚のベストショットを
東京新聞に掲載されている写真の枚数を数えたことありますか。朝刊約100枚、夕刊約30枚で、大事件があるとやや増えます。主に写真部員が撮影しますが、記者や通信社の写真も活用します。
写真が掲載されるまでに「関門」があります。まず、写真部デスクが紙面に載せる写真を何枚か選び、画像の内容や場所、日時などを確認し写真説明を完成させます。その後、編集責任者と写真部、整理部などのデスクが集まり、記事や見出しとの整合性から最適な一枚を決めます。「いい写真だが、写っている人に迷惑がかからないか」。そんな議論を重ねながら、最良の1枚を選びます。スマホなどの普及で身の回りに写真があふれています。会員制交流サイト(SNS)の写真を掲載することがありますが、東京新聞では投稿者と連絡を取り合って真偽を確認しています。事実を伝えるために厳守している社内ルールです。
これからも複数の目を通した真実の一枚を掲載する努力を続けます。
サンデー版編集部長 緒方博郁
日曜日のお楽しみ「大図解」
週1回のお楽しみ。サンデー版はまず見開きワイドの大図解が自慢です。皆さんの関心ありそうなテーマを毎回すてきなレイアウトでお見せします。学校教材やご家庭の保存版としてお使いください。1992年当初からのバックナンバーも取りそろえております。
続いてページをめくると、魅力ある人物紹介や手近な料理方法をはじめ人気コーナーが次々。そしてお待たせ、お年寄りからお孫さんまでみんなで楽しめるクイズ。懸賞パズルや300文字小説にも挑戦してはいかが?