東京新聞ほっとWeb > ドSグルメ > 島唐辛子ソフトクリーム

▲クリームの上の赤い粒々が島唐辛子

白いクリームの上に
パラパラと赤い粉
 有楽町駅にほど近い、銀座一丁目にある沖縄県のアンテナショップ「銀座わしたショップ」は、きょうも南の島の特産品を求める人で大にぎわいだ。その一階奥に、できたての味を試すコーナーがある。
 ソーキそばや、サーターアンダギーなど、定番が並ぶ中、島唐辛子のソフトクリームを選んだ。とろけそうな白いクリームの上に、赤い粉がパラパラとかかっている。口に含むと「あれ、普通のソフトクリーム?」。でもすぐに、ピリピリした辛さが来る。上からふりかけてある唐辛子だけではなく、クリーム自体に唐辛子が練り込んである。ゆるふわ系の外見に惑わされ、甘くみていると、痛い目に遭うかもしれない。
大辛、激辛のオーダーも
 ショップの広報担当、渡嘉敷賢一さん(31)は「沖縄らしい食べ物をと、十年以上前に開発され、ずっと人気です。沖縄料理はもともとあっさり系で、かつおだしを使うことが多いのですが、時にはこういうのも食べたくなりますね」
 さらに刺激がほしい人のために、大辛、激辛の注文にもこたえてくれる。ソフトクリームには、パッションフルーツ味、マンゴー味、ジーマミ豆腐味などもあり、いずれも550円。

▲島唐辛子味のソフトクリームについて話す広報担当の渡嘉敷賢一さん

▲島唐辛子味のソフトクリームについて話す広報担当の渡嘉敷賢一さん

銀座わしたショップ
銀座わしたショップ本店
▲▼沖縄の特産品が並ぶ銀座わしたショップ本店
銀座わしたショップ本店
◀▲沖縄の特産品が並ぶ銀座わしたショップ本店
住所〒104-0061 東京都中央区銀座1-3-9 マルイト銀座ビル1F・B1F
TEL03-3535-6991
住所午前10時30分~午後8時
1月1日を除き営業(12月31日、1月2~3日は短縮営業)
店内イートインコーナーあり

沖縄らしい味は10年以上の
人気モノ
島唐辛子

島唐辛子
▲辛味だけでなく、うま味も感じる島唐辛子
 キダチトウガラシの一種で、一般のトウガラシと種が異なる。やや小ぶりだが、辛さは強い。主な用途は、泡盛に浸けて、辛い調味料「コーレーグス」にする。生の島唐辛子は植物検疫の観点から本土に持ち込めない。乾燥した唐辛子や、瓶詰めのコーレーグスが販売されている。種子から栽培する人もいるという。
 沖縄県特産の島唐辛子とソフトクリームの取り合わせは、意外性も手伝い、訪れる客の間で話題になっている。
島唐辛子
▲銀座わしたショップの店内にも多くの加工品がある
島唐辛子
▲沖縄県内の島唐辛子畑

2019年7月10日(水曜日)東京新聞夕刊掲載分

 

※この企画は一度食べたら忘れられない「ドS」な料理を紹介。毎月第二、第四水曜日に東京新聞夕刊で掲載しています。
(文=吉田薫、写真=市川和宏・池田まみ・琉球新報)

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