東京新聞ほっとWeb > ドSグルメ > 昆虫食 食料危機の救世主 大事なタンパク源

シャン料理は脂っこくなくて日本人の口に合う。おいしそうな料理が並ぶ中、そのものズバリとわかる虫たちの姿に思わずひるむが…

意外とあっさり味!
サクッと軽く“スナック菓子”
 タンパク質などの栄養が豊富で、世界を食料危機から救う「切り札」になるといわれる昆虫食。セミ、コオロギ、スズムシ…。高田馬場駅近くのミャンマー・シャン料理店「ノング・インレイ」で味わうことができる。
 シャン料理は、ミャンマー北東部などの山岳地帯に暮らすシャン族の郷土料理。「昆虫は養殖ではなく、実際に山で捕ってきたものを食べます」と、現地出身の店長サイセン・モックさん。このお店も、加熱後にミャンマーから運んできた「天然物」だ。
 まずは竹の中に生息する「タケムシ」の素揚げをいただく。皿には長さ二㌢ほどの白い虫がズラリ。じっと見ていると怖くなるので急いで口の中へ。意外にも軽い味だ。サクッとした食感はスナック菓子のよう。
 次に「コオロギの炒め」に挑戦。コオロギと目が合って?思わずひるむが、一口で食べた。こちらもあっさりした味。何度か、かむと、かにみそのような風味を感じた。
 メニューで昆虫とともに「エキゾチックゾーン」に分類されていた「かえるのもも肉スパイス炒め」も、脂っこさがなく、スパイスが効いて食べやすい。カエル肉は鳥肉のような食感だ。

左:かむと“かにみそ”のような!?風味「コオロギ炒め」
右:竹の中に生息する「タケムシ素揚げ」

ミャンマー・シャン料理店
ノング・インレイ

SHOP DATA

住所〒169-0075 東京都新宿区高田馬場2-19-7 タックイレブンビル1階
TEL03-5273-5774
営業時間11:30〜23:00(ラストオーダー22:30、午後休憩なし)
定休日無休
店長の
サイセン・モックさん
「料理はすべて現地の味付けです。『日本向け』に変えたりはしません」

2019年8月14日(水曜日)東京新聞夕刊掲載分

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※この企画は一度食べたら忘れられない「ドS」な料理を紹介。毎月第二、第四水曜日に東京新聞夕刊で掲載しています。
文=池井戸聰、写真=木口慎子


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