東京新聞ほっとWeb > ドSグルメ > ホンオフェ 世界で2番目に臭い

エイを発酵させた料理「ホンオフェ(手前)」。焼き豚、ギョウジャニンニクの葉などと一緒に食べる

魚のエイ(ホンオ)の
刺身(フェ)を
発酵させたホンオフェ
 韓国料理のホンオフェは世界で二番目に臭い食べ物といわれている。都営新宿線曙橋駅前の「慶美(きょんみ)」で、これに挑戦する。
 運ばれてきたのは、上品な薄桃色をした切り身の魚である。しかし、口に近づけると、アンモニアの刺激臭が鼻を突く。思い切って口に入れると、身はコリコリして歯応えがある。  臭いものが得意な女性陣は「強烈なにおいが鼻から頭にスーッと抜けて、この刺激が癖になるのでは。キムチと一緒に食べると、複雑で深みのある味になる」と、気に入った様子だ。筆者は正直、一切れで勘弁してださい、と思った。
 運ばれてきたのは、上品な薄桃色をした切り身の魚である。しかし、口に近づけると、アンモニアの刺激臭が鼻を突く。思い切って口に入れると、身はコリコリして歯応えがある。
 臭いものが得意な女性陣は「強烈なにおいが鼻から頭にスーッと抜けて、この刺激が癖になるのでは。キムチと一緒に食べると、複雑で深みのある味になる」と、気に入った様子だ。筆者は正直、一切れで勘弁してださい、と思った。

シャン料理は脂っこくなくて日本人の口に合う。おいしそうな料理が並ぶ中、そのものズバリとわかる虫たちの姿に思わずひるむが…

 運ばれてきたのは、上品な薄桃色をした切り身の魚である。しかし、口に近づけると、アンモニアの刺激臭が鼻を突く。思い切って口に入れると、身はコリコリして歯応えがある。
 臭いものが得意な女性陣は「強烈なにおいが鼻から頭にスーッと抜けて、この刺激が癖になるのでは。キムチと一緒に食べると、複雑で深みのある味になる」と、気に入った様子だ。筆者は正直、一切れで勘弁してださい、と思った。
癖になる?!
強烈なアンモニア臭
 「これでも発酵度70%のものです。本場の全羅南道で食べた時は、頭から火花が出ました」と、経営者で調理もする徐美慶(ソ ミギョン)さん。
 ホンオフェの正体はエイ(韓国語でホンオ)である。エイには尿素が含まれており、発酵でアンモニアに変わる。「結婚式など祝いの席で食べる料理です。キムチや豚肉と一緒に食べる三合という食べ方が本式。マッコリ(濁り酒)もよく合います」と徐さん。好き嫌いはあっても、この強烈な食べ物が食卓の会話を盛り上げることは確実だ。

手前右から時計回りに、ホンオフェのサムハップ、ネミルスジェビ、カメギ、牛肉のスユック

ホンオフェの臭いに顔をしかめる出版社会事業部の安達恭子部次長

ホンオフェの臭いに顔をしかめる出版社会事業部の安達恭子部次長

全羅南道の刺し身を内陸部に移動…


 ホンオフェは、韓国内でも人気上昇中。ローカルフードから、全国的な有名料理になってきたという。起源には諸説あるが、もともと全羅南道の漁民たちは刺し身でエイを食べていた。それを内陸部に運ぶうちに、意図せずしてこの食べ物ができたようだ。
 港町、木浦の西100キロに浮かぶ黒山島が、有名なエイの産地だ。ただし、鮮度が高い分、黒山島のホンオフェはそんなに臭くないともいわれる。
 
韓国料理
慶美

SHOP DATA

住所〒162-0065 東京都新宿区住吉町2-18 ウィン四谷
TEL03-6457-7629
営業時間11:30~14:30(LO)
17:00〜22:20(LO)
定休日日曜
ホンオフェについて話す
徐美慶(ソ ミギョン)さん
韓国の伝統料理の多くは、まだ日本で知られていません。裏メニューもたくさんあります。

2019年9月11日(水曜日)東京新聞夕刊掲載分

【ドSグルメ】の動画はこちら

※この企画は一度食べたら忘れられない「ドS」な料理を紹介。毎月第二、第四水曜日に東京新聞夕刊で掲載しています。


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