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  • DJ KOO × 麻布十番

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麻布十番が私のホームタウン
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今月の水先案内人
今月の街先案内人
今回のゲストは日本のダンスシーンを牽引し続ける伝説のユニット“TRF”のリーダーでありDJを担当するDJ KOOさん。現在も拠点とされている麻布十番の魅力をご紹介いただきます。
ジュリーに憧れて
ミュージシャンを目指した少年時代。
 近年はタレントとしても人気を博すKOOさんに、お仕事の話しから子育てについてまで、いろいろ伺いました。

そもそも、KOOさんがミュージシャンを目指したきっかけは何だったのでしょうか?


 「僕が最初に憧れたアーティストは、ジュリーこと沢田研二さんなんです。ものすごくセクシーで、格好が良かった。PYGで活動されていた頃なんですけど、その音楽性にも惹かれましたよね。特にギターをやられている井上堯之さんが抜群に格好いいんです。はじめはフロントに立つジュリーに惹かれ、そのうちバンドとして音を支えているミュージシャンの姿に惹かれるようになり、気づいたら、新小岩でエレキギターを買っていました(笑)。
 だから、僕の最初はギター小僧なんですよ。高校、専門学校時代といろんなコンクールに出場してみたんですけど、どこにも引っかからない。そこで、19歳の時に通っていたディスコでDJをやってみることにしたのが、今の業界に足を踏み込んだ最初のきっかけですね。
 一番大きなターニングポイントは、やはり小室哲哉さんとの出会いです。エイベックスと小室さんが、ディスコ系のイベントを開催することになって、そのイベント用のスタッフとして集められたのが後のTRF。
 当時、ディスコミュージックやクラブDJというのは、ちょっとマニアな立ち位置で、今でいうアンダーグラウンドのような扱いを受けていた頃。対して小室さんはご自身のTMネットワークはもちろん、渡辺美里さんへの楽曲提供など、メインストリームを歩んできた方です。正直、お会いするまでは、音楽性が合わないんじゃないかと不安でした。
ところが、最初にお会いしてスタジオでの作業を見学させていただいたら、僕が知る限りで誰よりも音楽マニアな方でした。ディスコミュージックに関しても知識が豊富で、ジャンルを問わず音作りに対して真摯に向き合っていらっしゃるんです。
 その日の帰り際に『明日も見学させてください!』ってお願いして、結局毎日ずっと通い続けましたよね(笑)。この出会いこそが、今の僕へと繋がる人生の岐路だったと思います。」
  • DJ KOO

    元々はギターリストを目指したというDJ KOOさん。当時の憧れは沢田研二さんと井上堯之さんなのだとか。

  • DJ KOO

    小室哲哉さんとの出会いを語るKOOさん。「彼がいなければ、今のミュージックシーン自体が違うものになっていたかも。」

100%のパフォーマンスを実現させるには、
事前の準備が必要不可欠。

タレントとしての活動も活発にされていますが、普段心がけていることはありますか?

 基本的に、僕は準備を万全にして現場に臨みたいタイプなので、予習することを心がけていますね。特にタレント活動をさせていただくようになってからは、その傾向が顕著になったかも知れません。
 そもそもバラエティ番組というのは、僕にとっては畑違いな現場です。そこになんの用意もせずにお邪魔するのは、本来の芸人さんやタレントの方たちに失礼ですし、足を引っ張るだけの存在になってしまいます。ですから、出演が決まった番組がレギュラーのものであれば、それまで放映されたものをチェックして、どんなことが求められるのか?ということを確認するようにしています。
 でも、それはDJとしてブースに立つ時も同じです。そのイベントに集まるのは、どんな人たちが多いのか? それによって選曲も変わりますし、盛り上げ方も違います。ですから、場所や曜日なども含めて、過去の状況をお聞きするようにしていますね。

今後の展望や目標がありましたら、教えていただけますか?


 近年、急激に人気の高まりを感じるジャンルに、“盆ダンス”というものがあります。要はダンスミュージックで盆踊りをするということなんですけどね(笑)。
 実は東京ではかなり前から、バナナラマで盆踊りをするという地域もあったんですけど、近年はありがたいことにTRFの楽曲も加わってきました。
 そもそも盆踊りの振り付けというのは、単調なものの繰り返しで覚えやすいうえに、みんなが同じ振り付けですから、ダンスをしたことがない人でも気軽に参加できるのが最大の魅力。
 海外でも話題になっていて、昨年は台湾やチリでもイベントをやらせていただきました。
 2020年には東京オリンピックも迎えますし、日本の文化である“盆踊り”を“盆ダンス”として発信する手助けになれたら嬉しいですね。
 今年は港区の浜松町など、都内の夏祭りにもいくつか参加させていただく予定ですので、皆さんも奮ってご参加ください(笑)
  • モーリー・ロバートソン

    商店街ならではの、カジュアルで美味しいお店がたくさん。KOOさんお気に入りのラーメン店でパチリ。

  • モーリー・ロバートソン

    馴染みのお店で、仲良しの店員さんとガラス越しのツーショット。まさに地元ならでは一枚です。

PROFILE
  • Morley Robertson(モーリー・ロバートソン)
  • DJ KOO(ディージェイ・コー)


    1961年8月8日生まれ、東京都出身。86年、ユニット・THE JGsを結成。93年、ダンス音楽ユニットTRFのメンバーとして「GOING 2 DANCE/OPEN YOUR MIND」でデビュー。04年には、FENCE OF DEFENSEの山田わたるとのユニット“WILL”を結成。14年からタレントとして多数のバラエティ番組で活躍。

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