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    利権の温床となる税と予算をチェック

    社会部 調査報道班 藤川大樹

記者のつぶやき
藤川

利権の温床となる税と予算をチェック

社会部 調査報道班 藤川大樹

昨夏、社会部内に調査報道班が立ち上がり、「税を追う」というキャンペーンを展開しています。キャップ以下4人のチームです。
キャンペーンはその名の通り、私たちの税金が適正に使われているかを調査して報じるというもの。第1弾は、第二次安倍政権発足以降、7年連続で過去最大を更新し、「聖域化」しつつある防衛費を取り上げました。本年度の防衛予算は5兆2574億円に上ります。
 取材から見えてきたのは、米国政府から兵器を調達する「FMS(対外有償軍事援助)」の急増です。
FMSには、自国で生産できない高性能の兵器を調達できるという利点がある反面、価格は米側の「言い値」になりがち。オスプレイやイージス・アショアなど、政府が高額な米国製兵器の購入を次々と決定する裏で、自衛隊の現場では、戦闘機などの消耗部品の補充が後回しにされるなど、しわ寄せが及んでいる実態が浮かび上がりました。
政治とは極論すれば、税をどこから徴収し、予算をどう配分するか、ということに行き着くと思っています。それは時として、利権の温床にもなります。これからも税の使途を厳しくチェックしていきます。
※執筆記者の所属は2019年5月29日時点のものです。
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