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    なぜ、 菅官房長官会見に出続けるのか

    編集局社会部 望月衣塑子

記者のつぶやき
望月衣塑子記者(東京新聞編集局社会部に所属する新聞記者)

なぜ、 菅官房長官会見に出続けるのか

編集局社会部 望月衣塑子

社会部の「税を追う」取材班で、税金の無駄遣いや政官業の利権を取材しています。
同時に取材やニュースで疑問に思ったことを菅義偉官房長官の定例会見で質問しています。
会見に出るようになったのは2017年6月から。
当時、森友学園への国有地売却や加計学園の獣医学部新設にまつわる疑惑ジャーナリストの伊藤詩織さんが性的暴行を訴えた元テレビ記者に対する準強姦容疑での逮捕令状の執行取りやめもありました。
取りやめを命じた警視庁刑事部長は、以前に菅氏の秘書官を務めていました。
菅氏との間で何かやり取りをしなかったのかなどモリカケ疑惑を含めていくつもの疑問があり、会見で質問しました。
「あんな質問は印象操作だ!」「いつまであいつを会見に来させるんだ」。
日々質問を重ねる私に官邸から苦情が出たと聞きます。
それでも「聞かないと納得がいかない」との思いで、気が付くと2年がたっていました。

外国人労働者の受け入れ拡大やカジノ解禁など、国会審議が不十分なまま、重要法案が次々と採決され市民や社会的弱者の声が政治に届かなくなっていると感じます。

長期政権が傲慢になり、腐敗した例は世界中にあります。
メディアの委縮も指摘されています。
「このままではいけない。社会の声なき声を政治に届けなければ」との思いで質問しています。
ネット上でバッシングも受けていますが、それ以上に、読者や市民の声に励まされる毎日です。
※執筆記者の所属は2019年2019年9月25日時点のものです。
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